スキャネット株式会社、EDIXで新デジタル採点システムを披露
教育分野に特化した日本最大の専門展「EDIX(教育総合展)」が、東京ビッグサイトで開催されます。この展示会は、業務支援システムやICT機器、デジタル教材、eラーニングなど、教育関連の各種サービスが一堂に会する場となっており、スキャネット株式会社も今回で14回目の出展を果たします。
新たに登場するデジタル採点システム
スキャネットが得意とするデジタル採点システム「デジらく採点2クラウド」は、手書き文字を自動認識する能力を持ち、教職員の採点負担を軽減することを目的としています。本システムの新機能には、Googleスプレッドシートとの連携が可能になったこと、自宅からの簡便なログイン機能の導入、さらには答案画像の傾きを自動で補正する機能などが含まれています。
特に注目すべきは、GoogleやMicrosoftのアカウントを利用してログインできる機能が追加されたことで、多くのユーザーにとってより使いやすくなった点です。これにより、働く教員たちはますます効率的に業務に取り組むことができるようになるでしょう。今回のEDIXでは、実際の操作画面を示しながら、システムの全貌を紹介予定です。
幅広い製品が揃うブース
スキャネットのブースでは、「デジらく採点2クラウド」だけでなく、従来から人気のある「デジらく採点2普通紙対応版」や大学入試、高校入試に使用可能なマークシートシステム、授業評価アンケート、さらにはアウトソーシングサービスなど、多様な製品が展示されます。来場者には製品説明を行うだけでなく、後日試用できる体験版ソフトの無料申込も受け付ける予定です。
業務改善への使命
スキャネットは、もともと1998年の設立から、教育機関向けに業務改善を促進する製品を提供してきました。画像認識技術を駆使して開発された「スキャネットシート」は、高価な専用機を必要とせず、身近なスキャナや複合機で使用できるため、多くの教育現場で需要が高まっています。また、スキャネットはGoogle for Educationの認定テクニカルパートナーとしても積極的に活動し、業界のトップシェアを確立しています。
展示会詳細
EDIXでのスキャネットの具体的なブース情報は以下の通りです。
- - 会期: 2025年4月23日(水)〜25日(金)
- - 時間: 10:00〜18:00(最終日のみ17:00まで)
- - 会場: 東京ビッグサイト南展示棟
- - 小間番号: 業務支援エリア 21-12
教育現場における効率化を目指して、スキャネットは今後もさらなる商品開発に注力し、全国の教育機関での導入を進めていく意向です。効率的な採点システムの実現は、教育の質向上にも大きく寄与することでしょう。さまざまな学校や教職員にとって、スキャネットの出展が新しい可能性を提供する場となることを期待しています。