保育人材白書発行
2026-06-15 11:40:28

少子化時代における保育人材の現状と未来を探る白書が発行

2026年の保育人材を考える



株式会社明日香が発行した「保育人材白書 2026 ~少子化時代の保育キャリア~」は、保育業界が抱える構造的な課題を多角的に分析し、未来の働き方を模索する重要な資料となっています。近年では、わが国の少子化が進行し、2024年には出生数が約68.7万人にまで減少すると予想されています。この状況下で、保育に関わる制度は大きな変革期を迎えており、育児・介護休業法の改正や「こども誰でも通園制度」の導入が予定されています。

保育サービスの多様化とニーズの変化


少子化に伴い、保育サービスの利用形態も多様化しています。従来の長時間フルタイム利用に加え、短時間利用、スポット利用、訪問型保育など、さまざまなニーズが顕在化しています。もちろん、保育士登録者数は179万人と多いものの、実際に働いているのは約68万人。その差は、保育士が抱える「働ける条件」と「必要とされる場」のミスマッチを示しています。

保育人材に関する調査概要


本白書は、明日香の運営する「子ねくとラボ」が実施した調査に基づいています。調査は二つの方法で行われました。

  • - 調査A: 現役保育士108名、潜在保育士93名を対象にした多様な働き方やキャリアパスに関する調査。
  • - 調査B: AI時代における保育人材の求人活動に関する実態調査で、最近の求人活動を行った保育士107名が参加しました。

この内容は、各種定点調査の結果をもとにした補助データとのひとつです。

調査結果から見えた保育人材の実態


調査の結果、以下の重要な点が明らかになりました。

1. 潜在保育士の存在: 約111万人が保育職に就いていない理由は、主に賃金や労働条件に対する不満から来ています。
2. 現役保育士の課題: 現役保育士が直面している課題は、賃金の低さと労働時間の長さであり、これらは改善が必須です。
3. 多様な働き方への希望: 約25%の現役保育士が短時間勤務を希望しており、ライフステージに応じた柔軟な働き方が必要とされています。
4. 地域での役割拡大: 現役保育士の88%が保育所以外の施設での勤務に関心を示しています。
5. 生成AIの活用: 求職者の95.3%が生成AIを利用して求人情報を集めており、職場の雰囲気を重視する志向が強まっています。

2026年に向けた提言


本白書は、保育人材に関する5つの具体的な提言を行っています。これには、ライフステージに応じた働き方の柔軟性を持たせること、地域全体での人材配置モデルの整備、給与や働き方の改善を目指す施策、ICTの導入による効率化、求職者にとって伝わりやすい採用情報の整備が含まれます。

これらの提言は、保育人材が「集まり」、「定着し」、「移れる」仕組みづくりの一助となることでしょう。

まとめ


「保育人材白書 2026」は、保育業界が直面している多様な課題を明らかにし、未来の改善策を提示する貴重な資料です。保育士という職業が、より穏やかで持続可能な方向へ進むための指針となることが期待されています。白書は以下のURLから無償でダウンロード可能です。
保育人材白書 2026

また、「子ねくとラボ」は徐々に進化する保育の世界を見守り、様々な情報を発信していくプラットフォームとして、今後も注目を集めることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
株式会社 明日香
住所
東京都文京区小石川5丁目2番2号わかさビル3F
電話番号
03-6912-0015

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。