海の未来調査隊!2024
2024-06-26 12:45:46

未来の海を守る!釧路・厚岸の漁業調査隊募集!小学5・6年生対象「くしろ・あっけし海の未来調査隊!2024」開催

一般社団法人 北海道海洋文化フォーラムは、2024年8月5日(月)~7日(水)に「くしろ・あっけし海の未来調査隊!2024」を開催します。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として企画されました。

本イベントは、北海道内在住の小学5・6年生を対象に、海を学び、親しみ、体験してもらい、海を未来へ繋ぐアクションの輪を広げることを目的としています。毎年テーマを設定し、主に夏休み期間中に開催されています。今回は、釧路市、厚岸町、浜中町をフィールドに調査を行います。

釧路は、明治時代から北洋漁業の主要基地として栄え、漁業水揚げ高トップクラスの港として知られています。しかし、近年では漁獲量の減少や魚種の変化など、海の環境変化が課題となっています。

今回の調査隊では、釧路の豊かな海の現状と、未来に向けて取り組むべき課題について深く掘り下げます。参加者は、漁業の変遷や獲れる魚の種類がどのように変わってきたのか、その原因や影響について学び、水産業や科学などの視点から考察します。また、豊かで美しい海を未来につなぐために、私たちに何ができるのかを考え、具体的な行動に繋げることを目指します。

イベントでは、マリン・トポスくしろの見学や缶詰加工体験を通して、北洋漁業の歴史やマイワシの利用方法を学びます。さらに、豊かな海を支える栄養塩について森林整備を学ぶ機会や、プランクトンの採取、SUP体験を通して海を科学的に探求する時間もあります。夕食はBBQ、ホタテ釣り大会、燻製作り体験など、楽しみながら海の恵みを体感できるプログラムが盛りだくさんです。

最終日には、3日間で学んだことをまとめ、プレゼンテーションを行います。参加者は、海の未来を守るためのアイデアを出し合い、自分たちの考えを積極的に発信する機会を得られます。

「くしろ・あっけし海の未来調査隊!2024」への参加申し込みは、7月7日(日)まで受け付けています。HBCホームページの申し込みフォームから応募してください。定員を超えた場合は、応募動機を参考に抽選となります。

このイベントを通して、子どもたちは海の大切さを学び、未来の海を守るために積極的に行動を起こすきっかけとなるでしょう。
「くしろ・あっけし海の未来調査隊!2024」は、子どもたちに海の豊かさと課題を直接体験させ、未来への意識を高める素晴らしいプログラムだと感じました。

特に魅力的なのは、漁業の歴史や現状を学びながら、実際に海で調査や体験活動を行う点です。缶詰加工体験やホタテ釣り大会など、楽しみながら海の恵みを体感できるプログラムは、子どもたちの興味関心を高め、海の知識を深めるのに役立つでしょう。

また、SUP体験やプランクトンの採取など、科学的な視点から海を学ぶ機会も充実しています。子どもたちは、海を単なる遊び場としてではなく、多様な生き物が生息する貴重な環境として認識し、その保全の必要性を理解するようになるでしょう。

さらに、最終日のプレゼンテーションを通して、子どもたちは学んだことをまとめ、自分たちの考えを表現する機会を得られます。これは、子どもたちの思考力や表現力を育むだけでなく、自分たちの行動が社会に影響を与えられるという実感を得る貴重な経験となるでしょう。

「くしろ・あっけし海の未来調査隊!2024」は、子どもたちの未来への意識を高め、海の環境問題に対する理解を深めるだけでなく、主体的に行動を起こす意欲を育む力となる素晴らしいイベントです。ぜひ多くの小学生が参加し、豊かな海を守り、未来へとつなぐ活動を体験してほしいと思います。

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