「FOREST BALANCE GAME」がウッドデザイン賞優秀賞を受賞!~林業の未来を担うボードゲーム~
岐阜県高山市に拠点を置く飛騨五木株式会社が企画・販売するボードゲーム「FOREST BALANCE GAME」が、2024年度グッドデザイン賞に続き、ウッドデザイン賞優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました。このゲームは、環境と経済の両面から林業を学ぶことができる、教育的要素の高い作品として高く評価されています。
幅広い世代が林業を楽しく学べる!
「FOREST BALANCE GAME」は、小学生から大人まで楽しめる対戦型ボードゲームです。林業を取り巻くリアルな情報に基づいて作られており、レーザー測量や獣害対策といった現代的な課題も取り入れています。1ゲーム約15分と手軽に遊べるため、教室や家庭で繰り返しプレイでき、林業への理解を深めることができます。
林業への関心を高める教育プログラム
飛騨五木株式会社は、「FOREST BALANCE GAME」を活用した出張授業や、農林高校を対象とした競技型就業体験イベント「ぎふ林業甲子園」などを展開しています。特に「ぎふ林業甲子園」は、高校生たちの林業・製材業への関心と就業意欲を高める上で大きな成果を上げており、参加生徒の100%が林業への就業意欲の向上を実感したと回答しています。
地域連携による教育活動の拡大
「ぎふ林業甲子園」は、岐阜県立森林文化アカデミーや地元企業の協力を得て開催されています。競技を通じて林業体験を提供するだけでなく、アカデミーの教員や学生、林業従事者との交流機会を設けることで、林業のリアルな姿を高校生に伝えることを目指しています。
多様な教育ニーズに対応
出張授業では、対象者の年齢や学習状況、ニーズに合わせて内容をアレンジ。森林環境や林業だけでなく、イノベーション、起業、ふるさと教育、SDGs、キャリアデザインなど、幅広いテーマを取り上げています。これまでに延べ36回の出張授業を実施し、1,163名もの人々がこのプログラムを体験しました。
未来への展望
「FOREST BALANCE GAME」は、単なるボードゲームにとどまらず、地域社会と連携した教育プログラムとして、林業への関心を高め、未来を担う人材育成に貢献しています。飛騨五木株式会社は、今後もこのゲームを通して、誰もが森と林業について学び、楽しめる機会を提供し続けることを目指しています。
お問い合わせ先
飛騨五木株式会社 響hibi-ki編集部
TEL 058-372-2186
MAIL
[email protected]
ゲームHP:https://forestbalancegame.com/