「髙森誠司・田中 忍・辻󠄀 聡彦三人展 ー磁(いし)に光を宿すー」
開催概要
銀座・和光のセイコーハウスホールにおいて、7月31日から8月11日までの間、「髙森誠司・田中 忍・辻󠄀 聡彦三人展ー磁(いし)に光を宿すー」が開催されます。今回の展覧会では、日本の磁器の発祥地として名高い佐賀県の有田町に根ざした三人の陶芸家が登場し、それぞれの独自性と技術を通じて「光」のテーマを探求します。
磁を表現する三人の陶芸家
髙森誠司
髙森氏は、陶器や白磁をはじめとしたさまざまな技法を駆使し、多彩な表現を展開しています。彼の作品は、古典的な色絵磁器から現代的な進化を遂げたものまで様々であり、どの作品にも彼の経験と感性が映し出されています。
田中 忍
田中氏は、「釉裏紅」という技法を用いて、自然の草花や生き物を描き出します。その作品は、淡い色合いが印象的で、深い味わいと独特な美しさが魅力です。彼の作品は、中国元時代の伝統を感じさせるもので、現代においても新たな光を放っています。
辻󠄀 聡彦
辻氏は、旅先での風景に触発された作品を作り出します。線刻技法やグラデーションを用いることで、彼は心象風景を表現し、見る者に詩的な印象を与えます。彼の作品は、ただの陶器にとどまらず、アート作品として新たは感動を与え続けています。
展覧会のテーマ
今回の展覧会のテーマは「磁(いし)に光を宿す」。その名の通り、作り手がイメージした光が作品の中に宿ります。自然の光、心の中の光、それぞれの陶芸家が持つ視点が詰まった作品が揃うのがこの展覧会の大きな魅力です。
ギャラリートーク
また、出品作家によるギャラリートークが8月2日土曜日14時から開催されます。この貴重な機会に、作家自らの解説を聞くことで、作品への理解が深まることでしょう。なお、混雑が予想されるため、入場制限が行われる可能性があります。
特別販売
展覧会を記念して、限定5組の「磁に光を宿す」ぐい吞3点セットも特別販売されます。豪華な木箱付きで、税込価格は88,000円。芸術と日常が融合した作品をこの機会に手に入れてみてはいかがでしょうか。
詳細情報
開催期間
- - 日時: 7月31日(木)~8月11日(月)
- - 場所: セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
- - お問い合わせ: 03-3562-2111(代表)
- - 営業時間: 11:00~19:00(最終日は17:00まで、無休で入場料は無料)
銀座・和光がリニューアルしたセイコーハウスホールは、陶芸だけでなく、さまざまなアートを通じて新しい文化の発信拠点としての役割を担っています。ぜひ、この機会に足を運んでみてください。