移動型授乳室『OHACO BABY』が子育て支援を進化させる
大阪市に本社を置く株式会社OHACOが販売総代理店を務める移動型授乳室『OHACO BABY』。この新しい子育て支援のカタチが、すでに新潟県燕市と島根県松江市に導入され、全国各地の自治体や商業施設、さらにはスタジアムや運動公園から多くの問い合わせを受けています。『OHACO BABY』は、子育て中の親たちにとっての社会的インフラとして注目されており、今後のさらなる拡充が期待されます。
実際の導入実績
『OHACO BABY』は、2025年6月に新潟県燕市役所内の待機スペースに設置され、続いて2025年8月には島根県松江市の保健福祉総合センターの子育て支援センター前に導入されました。これにより、親たちは日常生活の中で授乳やおむつ替えを行う際に、安心して過ごすことができるようになりました。実際に利用した保護者からは、「授乳室があるおかげで、子どもと一緒に外出する気持ちが変わった」「手続きや待ち時間も、ここで安心して過ごせた」と好評の声が上がっています。
松江市では、社会的認知を高めるために市の公式Xアカウントや上定昭仁市長のアカウントで紹介されたり、FNNプライムオンラインなどの地元メディアにも取り上げられるなど、話題を呼んでいます。実際の現場では、乳児を連れた利用者が長時間の手続き中に『OHACO BABY』を活用することで、より快適に過ごす一助となっています。
OHACO BABYが目指す未来
『OHACO BABY』の設立理念は、子育てをする親が「授乳やおむつ替えの場所」を気にせずにお出かけできる社会を目指すことです。例えば、公園やショッピングモール、図書館、さらには災害時の避難所など、どこにいても赤ちゃんのケアが安心して行えるようにすることが最終的な目標です。授乳室が公共インフラの一部として位置づけられ、信号機やトイレと同じように、どこにでも存在することが理想とされています。
OHACO BABYの特徴と導入のメリット
『OHACO BABY』は、以下のような特徴を持つ移動型ベビーケアルームです。
- - 可動式設計:キャスター付きでレイアウト変更が簡単。
- - 安心構造:鍵付きドアと視線を遮るアクリルパネルを装備。
- - 法令対応:消防法や建築基準法に適応した設計。
- - 省スペース設計:コンパクトな設計で、状態によってはベビーカーごと入室可能。
- - カラーバリエーション:ライトブルー、ライトイエロー、ライトグリーンから選べる。
- - 高コストパフォーマンス:設置にかかる初期投資も103.4万円(税別)からと、導入の敷居を低くしています。
実物見学のご案内
『OHACO BABY』の実物は、大阪市東淀川区にあるショールームで実際に見ることができます。導入を検討している自治体や企業、施設運営者の方々には、ぜひ現物を体験してそのサイズ感や内部の様子を確認していただきたいと思います。
会社概要
株式会社OHACOは、空間デザインや可動式ブースの開発・製造・販売を手がける企業で、今回の『OHACO BABY』の導入を通じて、より快適な子育て環境づくりに貢献しています。将来的には、日本全国でその活動を広げていく予定です。