歴史の彼方に息づく物語:『長雨と伽藍』再演
東京・豊島区にあるシアターグリーン BIG TREE THEATERで、2026年9月2日から9月6日まで、殺陣集団10・Quatreによる歴史活劇『長雨と伽藍』が再演されます。脚本を手掛けるのは作家の太田友和。彼の真骨頂とも言えるこの作品は、幕末を背景に、実在の人物と架空のキャラクターを絡ませ、観客に新たな歴史の視点を提供します。
この再演は、10・Quatreの20回目の公演という特別なもので、過去の公演でも高い評価を受けてきたことから、再び大きな注目を集めています。また、今回の公演では第38回『池袋演劇祭』に初参加することが決定しており、一層の期待が寄せられています。
ストーリーの概要
物語は幕末、神谷耕一郎と観月誠之助の二人の男を中心に展開します。神谷は新撰組の隊士として不逞浪士を斬る仕事をしていますが、実際には坂本龍馬が送り込んだ間者。彼は長州藩に仕官する夢を抱え、国事に奔走することを目指しています。
一方、観月は長州藩士で、倒幕の志士を助ける役割を担っていますが、彼もまた近藤勇の息がかかった間者。無実の罪で処刑された友人の仇を討つため、長州藩の滅亡を望むという複雑な心情を抱えています。二人は同じ使命を帯びて敵地で情報を流し、正体を隠しながら敵の間者を探し出す苦闘を繰り広げます。
公演詳細
公演は以下の日程で行われます。
- - 9月2日(水) 18:30~A
- - 9月3日(木) 13:30~A/18:30~B
- - 9月4日(金) 13:30~B/18:30~A
- - 9月5日(土) 13:30~A/18:30~B
- - 9月6日(日) 13:30~B
開場は開演の30分前から、上演時間は約180分(途中休憩10分あり)です。チケットはカンフェティから購入可能で、SS席が7500円、S席が6500円、A席が5000円と、各席種に応じた特典も用意されています。
10・Quatreについて
10・Quatreは内堀克利が中心となった殺陣集団で、2000年に結成されました。メンバー全員が剣の技術だけでなく、俳優としても多彩な活動を展開し、舞台や映像、イベントなどで活躍しています。さらに、スタッフを含む多くのメンバーが殺陣師としても活動し、指導依頼が絶えない実力派の集団です。2001年からはワークショップを開催し、次世代の育成にも力を入れています。
重要な日を迎えよう
激動の時代の中で命を懸けた二人の男の物語『長雨と伽藍』をぜひご覧いただきたいと思います。彼らの思いを刀に込め、その壮絶な戦いを目撃してください。チケットは2026年6月29日から発売開始予定です。若い演劇ファンから歴史劇愛好者まで、幅広い観客に楽しんでいただけることでしょう。
この機会に、本格的な歴史活劇の世界に浸り、感動を分かち合いましょう。