新たなプロジェクト管理ツールMailCubeの登場
株式会社Win the Webは、業務の効率化を図る新しいサーバ製品「MailCube」を発表しました。このツールは、Microsoft Office SharePoint Server 2007に対応しており、ユーザーがメールを通じてデータを簡単にエントリーできることで、従来の煩雑なコンテンツアップロードの手間を大幅に削減します。
MailCubeの特徴
MailCubeは、特定のメールアドレスに送信したメールの内容を、SharePointに自動的に格納するシステムです。送信されたメールには、タイトル、本文、メールアドレス、さらには添付ファイルや受信日まで含まれ、これらの情報がユーザーの手を煩わせることなく、各種SharePointのリストに対応した形で整理されます。これにより、社内の情報管理が私たちの認識する以上にスムーズになります。
プロジェクト管理の新スタイル
特に、MailCubeはプロジェクト管理において強力なツールとなるでしょう。メールベースでの情報集約が可能になることで、企業内部のコミュニケーションが見える化され、組織全体での情報の蓄積と再利用が促進されます。これは現場の利用が進まない企業にとっても、非常に有益です。既存のSharePointを有効活用しながら、社内統制を一元化できるため、テレワークが進む現代においてその価値は高まります。
デザインのカスタマイズも可能
さらに、セカンドファクトリーが提供するオリジナルのサイトデザインテンプレートも利用可能です。利用者は3つのデザインから選択し、5つのカラーバリエーションから好みのスタイルを選ぶことができ、企業のブランディングに合わせたカスタマイズが容易になります。
MailCubeの販売と展開
この革新的な製品は2009年1月16日から販売が開始され、株式会社ビービーシステムを通じて「MailCube for MOSS」として提供される予定です。また、ホスティングサービスも東日本システム建設株式会社から提供されるLivestyleシリーズの一部として、利用者に幅広く展開されます。
Microsoftからの支持
マイクロソフト株式会社もこのMailCubeの導入を歓迎しており、メールを中心とした情報蓄積と再利用が企業の競争力の向上につながると期待を寄せています。今やビジネスシーンにおいては、メールは中心的な通信手段となっており、その特性を活かしてSharePointでの情報管理が進むことは、現代のビジネス環境において不可欠となっています。
今後の展開
「MailCube」は、単なるデータエントリツールではなく、企業の情報管理の新たなスタンダードになると考えられています。今後もメールの可能性を探求し、ビジネスシーンやライフスタイルにおける活用方法の提案を続けるプロジェクトとして、多くのユーザーに愛用されることでしょう。詳細は
MailCubeの公式サイトで確認できます。