テスグループ、2025年度のGHG排出量を実質ゼロに達成へ

テスホールディングス株式会社（本社：大阪市淀川区、社長：山本一樹）は、2025年6月期（2024年7月から2025年6月）のGHG排出量について、重要な報告を行いました。これにより、同社は環境に優しい企業としての姿勢を引き続き強調しています。

GHG排出量の現状

2025年度におけるテスグループのGHG排出量は約1,039トンCO₂で、この数値を実質ゼロにすることを目指しています。排出量削減のために、同社は主に二つの取り組みを行っています。具体的には、オフィスでのエネルギー効率の改善と社用車の環境対応車（HEV）への切り替えです。

J-クレジットを活用したカーボン・オフセット

テスグループが特に注目したのは自社が顧客のために創出したJ-クレジットを活用したカーボン・オフセットです。これは企業の省エネルギー活動を支援するもので、テス・エンジニアリング株式会社（本社：大阪市淀川区、社長：髙崎敏宏）が中心となり、顧客である清涼飲料工場に対して環境負荷の少ないLNGを使用するよう燃料転換を促進しています。また、高効率な蒸気ボイラーへの更新工事により、CO₂の排出を削減しています。

具体的な取り組みと成果

テス・エンジニアリングは、従来の重油を使用した蒸気ボイラーからLNG使用ボイラーへの切り替えを進め、これにより燃料使用量とCO₂排出量を大幅に削減することに成功しています。この結果、削減した分がJ-クレジットとして認証され、テスグループのカーボン・オフセットに貢献しています。

未来に向けたビジョン

テスグループは、今後も「Total Energy Saving ＆ Solution」の実現を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めていく意向を示しています。顧客の脱炭素化を実現するだけでなく、自社の環境負荷低減にも尽力していくとのことです。

取材のご連絡先

本件に関する詳細な情報は、テスホールディングス株式会社の広報・IRチームまでお問い合わせください。また、同社ではテレワークや時差出勤を導入しているため、電話での対応が難しい場合もありますので、ホームページからの問い合わせをお勧めします。

本記事を通じて、テスグループの環境への取り組みが多くの人々に認識されることを願っています。