日本一のYouTuber ISSEIがガーナの貧困地域を救う新プロジェクトを始動

ISSEIがガーナの貧困地域撲滅プロジェクトを開始

YouTubeチャンネル登録者数日本一を誇るISSEI（いっせい）が、ガーナの貧困地域を救うための新しいプロジェクトを発表し注目を集めています。ISSEIは、先日発表したアート作品の展示を通じて、長坂真護（ながさかまご）氏と共にガーナのアグボグブロシーでの行動を開始しました。アグボグブロシーは、世界最大級の電子廃棄物処理場として知られ、過酷な環境下にある住民たちの生活を改善することが目的です。

アグボグブロシーの現状

アグボグブロシーは、ガーナの首都アクラに位置する貧困地区で、先進国からの電子機器が大量に廃棄され、住民たちは手作業で貴金属を取り出しています。しかし、その過程には有毒な煙や化学物質が伴い、健康問題や教育機会の欠如が深刻な状況を生み出しています。平均寿命は30代と推定され、多くの子供たちがこの環境で働きながら教育を受けられておらず、限られた選択肢の中で生きることを余儀なくされています。

プロジェクトの始まり

ISSEIは、地域還元型のYouTubeアカウント「AGBOGBLOSHIE STARS」を開設し、そこで非言語コメディやエンターテインメント性の高い動画を配信する計画です。このチャンネルの初投稿は2025年9月5日（金）19時に予定されており、映像にはアグボグブロシーの住人たちが登場し、「この街をゴミ一つない綺麗な町にしたい」という願いを共有しています。ISSEIは、廃棄物が堆積している環境を背景に、色を混ぜることで地域を緑に変えていくという物語を描いています。

長坂真護氏とのコラボレーション

長坂真護氏は2009年から世界を旅し、2017年にはアグボグブロシーを訪れ、現地の人たちと共に持続可能な開発を目指して活動しています。彼は廃棄物を使ったアート作品を制作し、その売上を元に教育や雇用の機会を整えています。ISSEIもこのプロジェクトの一環として、収益の50%を教育や雇用の支援に還元すると発表しており、地域のクリエイターたちを応援する考えを示しています。

ISSEIのコメント

ISSEIは、「このプロジェクトは、アグボグブロシーに夢と希望を与えるための第一歩です」と語っています。彼の手掛ける「AGBOGBLOSHIE STARS」は、地域の子供たちにクリエイティブな未来を与えることを目指しています。すべての費用は当初彼が負担し、持続可能な形に育てるまで責任を持つと明言しています。

未来への期待

ISSEIは、これまでの影響力を生かし、アグボグブロシーの地域再生に取り組むことで、他国にも広がりうるサステナブルなモデルを確立することを目指しています。特に、彼の活動が地域の経済や教育環境に与えるポジティブな影響が期待されています。ISSEIは「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2025」にも選出されており、今後の展開に大いに注目が集まっています。

このプロジェクトがアグボグブロシーの景色をどのように変えていくのか、私たちも目を離さず見守っていきましょう。