新たな社会貢献の形「ソーシャルキャリアラボ」の設立
日本コムシンク株式会社が展開する社会貢献プラットフォーム「actcoin(アクトコイン)」は、最近「ソーシャルキャリアラボ」という新しいコミュニティを設立しました。このコミュニティは、社会課題に関心を持ちながら行動に移せずにいる人々をサポートすることを目的としています。特に、「何から始めればいいのかわからない」「一人では不安」といった声に応える形で活動がスタートしたのです。
行動つながらない背景
最近の社会で、社会課題やソーシャルアクションへの関心が高まっていることは間違いありません。しかし、一方で「自分に何ができるのか分からない」「キャリアとの結びつきが見えない」との理由から、行動に移せない人も多いのが現実です。actcoinは、社会貢献の可視化とその循環を支援してきた実績を持ちますが、ユーザーからは「興味はあるけれど行動するきっかけがない」という課題が浮き彫りになっていました。これを受けて、アプリの運営者は新たな取り組みとして「ソーシャルキャリアラボ」に着手したのです。
actcoinの役割と目指す問い
「actcoin」自体も2019年にサービスを開始して以来、個人の社会貢献活動を記録し、可視化することで次の行動につなげる仕組みを提供しています。現在では、30,000人以上のユーザーと400以上の団体に利用されています。この活動を通じて浮かんできたのが、プライベート活動と仕事との分断です。「ボランティアには参加したが、本業との接点がない」といった悩みを抱える人も多く、社会貢献活動をキャリアに活かしたいと考えている方々にとって、次のステップを見つけるための支援を強化する必要性を感じたのです。これが、ソーシャルキャリアラボの立ち上げにつながりました。
キャリアつなげる新たな道を
従来、社会貢献に関わるキャリア選択は、「NPOに転職する」「起業する」といった大きな決断を伴うものでした。しかし、近年の副業解禁やリモートワークの普及により、仕事を続けながらも社会に関わる選択肢が増えてきています。週末にプロボノとして参加することや、専門スキルを副業で活かすチャンスも拡大しているのです。
とはいえ、「どこで情報を集めればいいのかわからない」という課題は依然として存在します。ソーシャルキャリアラボは、こうした困難を抱える人々に情報や仲間を提供し、行動へと結びつく環境を整えています。
3つの壁への対処
ソーシャルキャリアラボでは、参加者が直面する3つの壁を取り除くための策を考えています。まず第一に、情報にたどり着けない状況があります。このため、コミュニティ内での情報発信や共有を重視しています。
第二に、選択肢が多すぎて不安になるという問題。これには、自分に合った道を探す支援が行われています。
第三の壁は、単発で終わりがちで継続的に関わることができない点です。イベントやセミナーだけでなく、実際の行動につながる機会の場を整えてゆきます。
無理のない交流を通じた参加
「ソーシャルキャリアラボ」では、参加者が関心を持つ社会課題について共有し合い、情報や対話を通じて視野を広げることが促進されます。例えば、隔週で行われるイベントでは、さまざまな分野の実践者を招き、リアルなキャリアストーリーや最新トレンドの共有が行われます。このような場が、新たな学びや感動を生むことを目指しています。
また、実践の機会として、NPOや非営利スタートアップへの参加や、企業との共同プロジェクト、社会問題に対する視察など多彩な取り組みが用意されています。これにより参加者は、自身のペースで社会貢献に取り組むことができる環境を享受します。
今後の展望と奨学生プログラム
ソーシャルキャリアラボは、「正解を示さない」場所として、一人ひとりが自分のペースで社会と関わる可能性を探れるコミュニティを志向しています。そして今後は、奨学生プログラムを通じて、大学生など若い世代の社会貢献への関わりを促進したいと考えています。
このプログラムでは、社会課題に対する関心を持ちながらも、具体的なキャリアパスを模索する学生たちに向けて、無償の参加権を提供し、様々な知識や経験を積むチャンスが与えられます。
まとめ
actcoinの新たな取り組み「ソーシャルキャリアラボ」は、社会貢献に関心を持ちながら行動に結びつけるためのあり方を模索する場です。目指すのは、一人ひとりが自分のペースで成長し、社会とつながる選択肢を広げること。関心を持ちつつも行動に移せない人々にとって、このコミュニティは貴重な存在となることでしょう。
お申し込みは、公式ウェブサイトから行うことができます。