軽井沢で認知症予防!「街歩き共想法」が7月3日に開催!
理化学研究所とNPO法人ほのぼの研究所が共同で、2024年7月3日に軽井沢駅周辺と軽井沢レイクガーデンにて「街歩き共想法@軽井沢~認知症を楽しく予防しよう~」を開催します。
厚生労働省の発表によると、2030年には認知症患者が523万人、高齢者の7人に1人になると予測されています。認知症対策は喫緊の課題です。
本イベントでは、理化学研究所が開発した、認知症予防に効果的な「共想法」を、美しい軽井沢の街を歩きながら実践します。
街歩きで記憶力アップ!
「街歩き共想法」は、テーマに沿って写真を撮りながら街を歩き、その写真を見ながら会話をすることで脳を活性化させる方法です。
ポイントは、
今日見たこと、体験したことを今日話すこと。加齢とともに、新しい記憶を形成する機能が衰えやすいため、最近のことについて話すことで脳の活性化を促します。
実践を通して学ぶ!
イベントでは、軽井沢の街を散策しながら、スマートフォンで写真を撮影します。その後、軽井沢レイクガーデンに移り、撮影した写真を見ながら共想法を実践します。
専門家による講演では、認知症予防の最新情報や、共想法の具体的な方法を学ぶことができます。参加者同士で写真を見せ合いながら、会話を通して記憶力を高め、脳を活性化させましょう!
軽井沢移住者の提案から実現!
今回のイベント開催のきっかけは、東京から軽井沢に移住された竹田さんご夫妻の提案でした。ご夫妻は、移住後も遠隔共想法に継続的に参加されています。軽井沢の美しい景色を背景に、街歩き共想法を体験してみませんか?
イベント詳細
タイトル: 街歩き共想法@軽井沢~認知症を楽しく予防しよう~
日時: 2024年7月3日(水) 9:50~15:00
会場: 軽井沢本通り(or駅前)散策、軽井沢レイクガーデン
プログラム:
軽井沢駅周辺を散策し、テーマ「新しい発見」に沿って写真を撮影
軽井沢レイクガーデンにて散策、撮影、昼食
講演「今日から始める認知症予防―今日あったことを今日話そう」(講師:大武 美保子)
共想法実践(グループに分かれて、撮影した写真を見ながら会話)
参加費: 無料(交通費、保険代、飲食費などは自己負担)
持ち物: スマートフォン、動きやすい服装、タオル、昼食、飲み物
参加方法: 理化学研究所 認知行動支援技術チームへご連絡ください(月~水 10:00~16:00)
電話: 080-9213-9536
E-mail:
[email protected]
認知症予防に取り組む研究者:大武 美保子氏
大武 美保子氏は、理化学研究所 革新知能統合研究センター 認知行動支援技術チーム チームリーダー、NPO法人ほのぼの研究所 代表理事・所長を務めています。
ロボット工学博士である大武氏は、祖母が認知症になった経験から、認知症予防に力を入れています。
「共想法」は、大武氏が祖母との会話をヒントに考案したもので、高齢者の認知機能を維持・向上させる効果が期待されています。
NPO法人ほのぼの研究所について
ほのぼの研究所は、2008年に設立された、認知症予防の研究・啓発活動を行うNPO法人です。
「認知症を予防できる社会」を目指し、市民研究員と協力して、認知症予防のための会話支援ロボット「ぼのちゃん」を使った共想法を実践しています。
軽井沢で認知症予防を楽しく学ぼう!
美しい軽井沢の街を散策しながら、認知症予防について楽しく学びませんか?
ご興味のある方は、ぜひ理化学研究所 認知行動支援技術チームまでご連絡ください。
軽井沢の美しい景色と共に見る、認知症予防の未来
「街歩き共想法@軽井沢」は、認知症予防という重要なテーマを、軽井沢という美しい自然に囲まれた環境で行うことで、参加者にとってよりリラックスした、そして記憶に残る体験になるのではないかと感じます。
写真撮影を通して、参加者は軽井沢の風景やそこに暮らす人々の生活、自然の息吹など、様々な発見をすることができるでしょう。そして、その発見を共感し、共有する「共想法」を通して、脳は活性化され、記憶力は高まります。
単に知識を学ぶだけでなく、五感を使いながら、自然と触れ合い、会話をすることで、心も体もリフレッシュできる点が魅力です。
専門家である大武 美保子氏による講演は、参加者にとって貴重な学びの機会となるでしょう。大武氏の経験に基づいたお話は、認知症に対する理解を深め、予防への意識を高めるのに役立つはずです。
さらに、イベントを通して、参加者同士の交流も促進され、地域コミュニティの活性化にも繋がると期待できます。
軽井沢という魅力的な場所で、認知症予防を楽しく学び、そして豊かな人生を送るヒントを見つけることができる、まさに一石二鳥のイベントと言えるでしょう。