スマートシティ会議×横浜
2025-11-06 11:52:03

横浜で開催されるアジア・スマートシティ会議2025の詳細と目的

横浜でのアジア・スマートシティ会議2025



2025年11月25日から27日、横浜市でアジア・スマートシティ会議(ASCC)が開催されます。この国際会議は、持続可能な都市づくりを目的として世界中から集まった代表者によって行われ、環境に優しい都市の実現へ向けた重要な議論が展開される場です。

循環型都市の必要性と横浜の挑戦


近年、地球環境への負荷を軽減しつつ経済成長を達成するため、「循環型都市」への移行が喫緊の課題となっています。特に欧州では、「欧州循環型都市宣言制度」が導入され、各都市間での協力が進められていますが、アジア地域においてはまだ同様の仕組みが存在していないのが現状です。横浜市はこの流れを受けて、アジア全体に循環型都市への移行を促す活動を展開することになりました。

ASCCでの具体的な取り組み


1. 横浜市の発起による要望書の署名式(11/25)


この会議では、横浜市がマレーシア・クアラルンプール市の市長をはじめとしたアジアの都市リーダーと共に、循環型都市宣言制度の設立を求める要望書への署名式を行います。この要望書は、国際的なネットワークであるイクレイ(ICLEI)などに向けて、アジアにおける循環型都市の推進を訴える重要なメッセージとなります。

2. 国際的な機関による公式な議論(11/26)


要望書が国際的な機関に届けられた後、イクレイや環境省などの団体が参加し、循環型都市制度の設立やそれに対する支援について議論します。これにより、各都市がどのように協力し合えるか、具体的なアプローチが検討されることが期待されています。

ASCC2025の特徴


会議のテーマは「環境にやさしい循環型社会に向けて」であり、サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルの推進について話し合われます。プログラムは、オープニングセッション、プレナリーセッション、都市セッション、ビジネスセッション、クロージングセッションと多岐にわたり、参加者は様々な視点から討論に参加することができます。

また、会議に出展する企業や団体は、多数の国際機関や企業が名を連ねており、アジア全体に向けた持続可能な都市づくりにおける取り組みを広く周知させるチャンスとなります。

参加登録と環境への配慮


参加登録は無料で、オンラインでの申し込みが可能です。参加者は全てのセッションやブース展示にアクセスでき、双方にとって有益な交流の場となります。

同時に、横浜の会場であるパシフィコ横浜では、CO2排出量の削減や廃棄物のリサイクルなど、環境に配慮した運営体制が敷かれています。飲料水もリサイクル材を使用した容器で提供され、会議を通じて環境行動を促す工夫がなされています。

未来に向けた一歩


横浜市が主導するこの会議は、アジアでの循環型都市の実現に向けた第一歩と言えます。国際社会との連携を深め、持続可能な未来に向けたグローバルな取り組みが加速することを期待しています。


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会社情報

会社名
横浜市
住所
横浜市中区本町6丁目50番地10
電話番号

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