静岡県河津町での子育て支援に新たな風が吹く
母子モ株式会社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』が、静岡県の賀茂郡河津町に導入され、命名された『かわづっこアプリ』として2月2日から利用できるようになりました。今回の導入は、河津町が掲げる「育てるまち かわづ」という理念に基づき、地域全体が子どもたちの成長を支える取り組みの一環として行われています。
デジタル化のメリット
これまでの紙の母子健康手帳がデジタルデータとして管理されることで、育児中の不安や手間を軽減することが可能になります。『母子モ』は、既に810以上の自治体で導入されており、こども家庭庁が目指す電子版母子健康手帳の普及にも先駆けて機能する道を開きます。アプリはスマートフォンやタブレット、PCでも利用可能で、予防接種のスケジュールや健康診断の結果を簡単に管理できます。
また、クラウド上にデータが保存されるため、災害などで手帳を失う心配もなく、転居時のデータ移行にも対応しているため、安心して利用できます。
地域との連携を強化
河津町では、地域子育て支援センター「かわづっこひろば」が設置され、保育士や子育て支援員が常駐し、育児に関する不安を相談できる環境が整っています。さらに、手遊びや絵本を使った「わくわくタイム」など、地域の子育て支援団体による多様なサポートが展開されており、町全体で子どもと保護者の成長を見守っています。
機能豊富な『かわづっこアプリ』
『かわづっこアプリ』は、さまざまな機能を備えており、妊娠や出産、育児に関する情報を便利に提供します。妊婦や子どもの健康データを記録できるほか、予防接種のスケジュールや健康診断の管理も可能です。特に、育児日記として使える「できたよ記念日」では、子どもが成長する過程を写真やメッセージと共に記録できます。
また、離れた場所に住む家族とデータを共有できる機能や、自治体からの注意情報をアプリを通じて迅速に受け取ることができるため、非常時でも安心して子育てができる環境を提供しています。
保護者へのサポートも充実
河津町は多様な子育て支援を展開し、地域全体で育てる社会の実現を目指しています。『母子モ』はその中心的な役割を果たしており、育児関連の手続きが簡素化されることで、保護者の負担を軽減することを意図しています。2030年までに、地域と共にデジタルを活用した安心で便宜的な子育て社会を築くことを目指しています。
アプリの利用方法
『かわづっこアプリ』は月額料金無料で利用でき、App StoreやGoogle Playで『母子モ』を検索することでダウンロード可能です。ウェブへのアクセスも可能で、詳細な情報は公式サイトを確認できます。対象自治体以外の方でも一部機能を利用できますが、利用できる内容は住む市区町村によって異なるため、確認が必要です。
このように、河津町での『母子モ』の導入は、地域の子育て支援の新たなチャレンジと言えるでしょう。子どもたちの心豊かな成長を見守りながら、保護者の不安を取り除くこの取り組みが、今後どのように地域全体に浸透していくのか、大いに注目です。