受験生を持つ母親たちの通塾実態と体調管理に関する意識調査結果

受験生の母親を対象にした意識調査の結果

近年、受験生を持つ母親の意識や行動が注目されています。この度、受験を控えた子供を育てる母親を対象に行われた意識調査の結果が発表されました。この調査では、通塾の実態や子供の体調管理に関する取り組みについての詳細が明らかになりました。

調査概要

この調査は、全国の受験生の母親1,509名を対象に、2018年11月15日から20日の間にインターネットで実施されました。対象には、小学受験、中学受験、高校受験、大学受験を控えた子供を持つ母親が含まれています。具体的には、未就学児の親173名、小学6年生の親336名、中学3年生の親500名、高校3年生の親500名からサンプルが集められています。

通塾実態

調査によると、受験生の通塾率は全体で58.4%に達し、特に中学受験生は78.6%と非常に高いことがわかりました。このことからも、中学受験を控えた生徒は特に塾に通う傾向が強いことが伺えます。さらに、通塾頻度も「週に3～4日以上通っている」という回答が32.1%を占めており、他の学年と比較して高めです。

食事の現状

受験生たちが塾で食事を摂ることについても調査が行われました。その結果、平日で27.9%、休日で44.6%の受験生が塾で食事を摂ることが明らかになりました。中でも、中学受験生は平日36.6%の割合で夕食を塾で食べているというデータもあります。これらの食事の62.4%が家庭で作られたお弁当である一方、残りはコンビニなどで購入したものでした。最も多い購入食はおにぎり（86.1%）、菓子パン（58.4%）、サンドイッチ（49.5%）でした。

母親たちの悩み

受験生の健康管理について、約80%の母親が子供の体調に気を使っており、最も心配なこととして「風邪やインフルエンザにかかること」が72.4%を占めました。体調管理に関する意識は中学受験において最も高く、母親は子供の健康に特に気配りをしています。また、受験生に対して行われている風邪やインフルエンザの予防策では、「ヨーグルト」や「マスク」が多くの母親に選ばれています。

調査結果では、インフルエンザ予防に特に使いたいヨーグルトとして「明治プロビオヨーグルトR-1」が50.9%の支持を受けていることも明らかになっています。これは、機能性食品としての注目度が高いことを示しています。