創業102年を迎えた九櫻、新たな挑戦と未来への展望

九櫻の挑戦

創業102年を迎える柔道衣製造の九櫻は、次の100年を見据えた新たなビジョンを打ち出しています。同社は、世界中の柔道家に支持される柔道衣メーカーとして、その名を確立してきました。その実績をもとに、九櫻は「武道の九櫻」から「武道を超えた世界の九櫻」という新たなステージへの挑戦を開始しました。

武道をこえる可能性

九櫻は、創業以来ずっとこだわり続けてきた刺子生地を自社ブランド「九櫻刺子」として展開し、その魅力を広げていきます。この生地の強さは、武道家が持つ精神の力にも通じています。九櫻の刺子生地は、質感や温かみを持ち、その独自性を持っています。これにより、武道に対する関心をさらに引き出したいと考えています。

完全自社生産の革新

九櫻は、今や生地織りから製品製造まで一貫して行うことができる唯一の企業です。さまざまなニーズに応じて、特注の生地を織り上げることが可能です。この思いを実践するため、同社は高い技術力を駆使しながら、新素材やデザインの開発に注力しています。

京都とのコラボレーション

最近、九櫻は京都の黒染めの老舗「京都紋付」とのコラボレーション商品を発表しました。商品は、プレリリースとしてクラウドファンディングサイト「makuake」で販売中です。100年以上の歴史を持つ両者が手を組むことで、歴史と技術の融合を実現しています。

コラボ商品には、胸ポケットに刺子生地を使用したVネックTシャツや、九櫻マークをモチーフにしたファスナータイプのTシャツチャームなどが含まれています。また、マスクも新たに開発され、数量限定で販売されています。