淡路島の無人販売所
2024-10-25 15:37:15

淡路島初の規格外野菜の無人販売所がオープン、地域貢献にも取り組む

淡路島に登場した新しい無人販売所



2024年10月26日、淡路島に新しいタイプの無人販売所『seaside grocery(シーサイドグロサリー)』がオープンします。この店舗では、淡路島産の規格外野菜を中心に販売し、消費者に新たな食の選択肢を提供します。実際に見て選べることを大切にし、地元農家の応援も兼ねたこの取り組みは、話題を呼んでいます。

規格外野菜を身近に



規格外野菜とは、形やサイズが規格から外れたものを指します。通常、スーパーでは選ばれないことが多いこれらの野菜ですが、『seaside grocery』では逆に、その魅力を引き出し、消費者に届く機会を作ることを目指しています。これまでのオンライン販売から、実際に店舗で見ることができる無人販売への進出は、同社の意欲的な試みの一つです。

クラウドファンディングで実現



この無人販売所の設立には、2024年4月に実施したクラウドファンディングが大きく貢献しています。多くの人々からの支援を受け、無事に目標金額を達成しました。オープンには約1か月の準備期間が設けられ、店舗の内装や運営方針なども地元の方たちの協力のもとで整えられました。

店舗の特徴と販売スタイル



seaside groceryの最大の特徴は、ガラス張りの構造です。外から店内を見ることができ、どのような野菜が並んでいるのかが一目でわかります。環境に配慮し、野菜そのものを包装せずに販売するスタイルを採用しています。一つ一つを丁寧に扱い、購入時にはナイロン袋も用意されていません。顧客は自らの手で選び、購入するという新しいスタイルが提案されています。

完全キャッシュレスでの運営



この店舗では、従来の現金取引を廃止し、すべての取引をキャッシュレス決済に限定しています。タブレット式のセルフレジを導入し、操作は簡単で、スムーズな購入体験が可能です。また、購入時にはチップを支払うこともでき、それが地域の清掃活動や子供食堂への支援に使われるという、社会貢献にもつながる仕組みが組まれています。

自社農園の設立が待望される



無人販売所の横には、約300平方メートルの自社農園『FARM SEASIDE』が未来に向けて計画されています。この農園では、地元農家と連携し、規格にとらわれない野菜を育て販売する予定です。このようなフレキシブルな野菜作りは、消費者にとって新たな味わいの発見にもつながることでしょう。

最後に



淡路島の『seaside grocery』は、ただの無人販売所ではなく、地域貢献や環境保護を実現するための新しい挑戦の場となるであろうことは間違いありません。地元農家を支えながら、新たな食文化の発展に寄与するこの取り組みは、今後の展開にも期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社seaside hub
住所
兵庫県洲本市五色町都志50番
電話番号

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