保険業界の新たなツール、意向把握ヒアリングシートの登場
保険業界において、消費者とのコミュニケーションを円滑にするための新たな支援ツールが登場しました。一般社団法人保険健全化推進機構「結心会」と株式会社LIVEshiftが共同で開発した「意向把握ヒアリングシート(テンプレート)」がWeb上で販売開始されました。使用者である保険代理店のニーズに応える形で設計されたこのヒアリングシートは、法改正に符合したフォーマットとして期待されています。
リリースの背景
2016年5月に実施された保険業法の改正により、保険代理店には消費者の保険に関する意向を詳細に記録し、提案書と共に一定期間保管する義務が課せられるようになりました。このような背景の下、消費者の意向を明確に伝え、保険募集人が利用しやすい形式のツールが求められていました。
結心会とLIVEshiftは、それぞれの専門知識を活かし、消費者と性能的に協力できる新しいフォーマットの作成に取り組みました。これにより、保険代理店はよりスムーズに消費者の意向を把握し、提案を行うことができるようになります。
ツールの内容
新しいヒアリングシートは、PDFとAIファイルで提供され、保険代理店が独自のロゴを入れたり、デザインをカスタマイズしたりできる柔軟な仕様となっています。これにより、代理店は自身のブランドに合った形でツールを活用し、消費者との信頼関係を深めることが可能です。
結心会とは?
一般社団法人保険健全化推進機構「結心会」は、全国の保険代理店が集まり、保険ビジネスの健全化に取り組むネットワーク組織です。団体は2009年2月に設立され、東京都千代田区に本拠を構えています。業界全体の発展を目指し、保険代理店と協力しながら様々な活動を展開しています。
LIVEshiftについて
株式会社LIVEshiftは、保険相談の口コミサイト「ドコマド保険」を運営する企業です。2014年5月に設立され、東京都渋谷区にあります。ユーザーが対面・オンラインの両方で保険相談を行える環境を提供し、消費者のニーズに応えることに注力しています。
販売ページ情報
保険業界の更なる発展を目的としたこの意向把握ヒアリングシートは、今後、保険代理店と消費者の関係をより強固にすることが期待されています。ツールを活用した新たなコミュニケーションの形を実現することで、消費者にとってもより良い保険選びが可能になるでしょう。