Peds3の新たな挑戦
株式会社Peds3は、この度東京都が主催する「TOKYO Co-cial IMPACT アクセラレーションプログラム」のインパクトデザインコースに選出されました。このプログラムは、社会課題を解決する事業を展開するスタートアップの成長を支援することを目的としています。
プログラムの概要
「TOKYO Co-cial IMPACT アクセラレーションプログラム」は、既に法人化されている企業が目指すさらなる成長を促進するための支援策です。専門家によって伴走支援が行われ、社会課題の解決方法の検証やインパクト評価、さらには多様なファイナンスの選択肢を提供します。これにより、社会的インパクトを持ちながらも経済的なリターンを見込める事業の成長が後押しされるのです。
Peds3の使命
Peds3は、「小児医療の未来をつくる、こどもDoTank」をコンセプトに、バイオサイコソーシャルケアの社会実装を加速させることを目指しています。現在、少子化が進む日本の中で、小中学生の不登校や医療的ケア児の増加といった社会課題への対策を緊急に必要とされています。Peds3は、その一環として、教育支援アプリの開発に取り組んでいます。
具体的には、LD(学習障害)に特化したプロダクトとしてディスレクシア治療アプリ「かくれんぼ忍者ゲーム」や、ディスカリキュリア支援アプリ「さんすうチャレンジキングダム」の研究開発に力を入れています。これらのアプリを通じて、すべての子どもたちが笑顔になれる未来を描いています。
今後の展望
Peds3は、これらの取り組みをさらに発展させるべく、東京都のプログラムを利用して次のような施策に着手します:
1.
Theory of Problem(ToP)/Theory of Change(ToC)の明確化:社会課題の背景や解決策を可視化し、事業の社会的インパクトを具体的に示します。
2.
自治体との連携促進:東京都との今回の取り組みを契機に、自治体と連携したプロジェクトを進めます。
3.
社会的インパクト・マネジメントの確立:インパクトを基にしたビジネスモデルの深化と持続可能な社会実装の仕組みづくりを目指します。
会社概要
株式会社Peds3は2023年に設立され、代表は千先園子氏です。本社は東京都港区に位置しており、小児向けデジタル治療アプリの開発およびオンライン診療プラットフォームの運営を行っています。資本金は5,725万円で、公式ウェブサイトは
こちらからご覧いただけます。
最後に
このプログラムに参加することで、Peds3は社会的な意義と経済的な成果を両立させた企業として、さらなる成長を目指しています。子どもたちにとってより良い未来を創造するために、今後の活動には大いに期待がかかります。