ハーマンカードンの「Onyx Studio 9」がiFデザインアワード受賞
優れた音響技術と洗練されたデザインが特徴のオーディオブランド、ハーマンカードンが新たに世界的な称賛を受けました。その中心となるのが、最新のホームBluetoothスピーカー「Onyx Studio 9」です。このモデルが、権威ある「iFデザインアワード2025」で最優秀賞に当たる「iFゴールドアワード」を獲得したことが発表されました。
「iFデザインアワード」は、1954年に設立され、ドイツのiF International Forum Designが主催する国際的に認知されたデザイン表彰です。この賞は、デザインの優秀性を証明する重要な指標とされており、今年は66の国家から11,000件以上の応募が寄せられ、その中からわずか75の作品が最優秀賞に選ばれました。
「Onyx Studio 9」のデザイン
2024年9月に登場した「Onyx Studio 9」は、131名のデザイン専門家による厳格な審査を経て評価されました。このスピーカーは、これまでのBluetoothスピーカーのデザインを革新し、洗練された機能美を実現したと言われています。シンプルな形状は、数十年に渡るデザインの進化を物語っており、Bluetoothスピーカーのデザインアイコンとしての地位を確立しています。
この製品は、シンプルながら魅力的なアルミ素材を使い、タイムレスなサークル型のデザインが際立っています。洗練されたスタイルは、現代的なインテリアにも自然に馴染み、存在感を放つ逸品です。
卓越した音質と機能
ハーマンカードンは、50年に及ぶ音響技術の積み重ねにより、音質においても妥協を許しません。「Onyx Studio 9」は、独自の「2ウェイ・3チャンネル」構成を採用し、実現されたサウンドパフォーマンスは、部屋全体を包み込む没入体験を提供します。さらに、奥行きわずか13cmというスリムなデザインも特筆すべき点です。
機能面では、自動音質チューニング機能が装備されており、配置場所に合わせたサウンド調整が可能。また、Auracast™により、同様の機能を持つ他ブランドのスピーカーとも連携して音楽を楽しむことができます。充実したバッテリーは最大8時間の再生を実現し、スマホやタブレットへの給電も可能なUSB-C端子を備えています。
環境への配慮とブランドの歴史
ハーマンカードンは、製品に使用する素材に環境に配慮したファブリックやアルミニウムを選定している点でも、消費者からの支持を得ています。1953年に設立された同社は、半世紀以上にわたり高品位オーディオ製品を提供してきました。ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久所蔵品にも名を連ねるスピーカーをはじめ、世界中の音楽ファンから高い評価を受けています。
「Onyx Studio 9」は、そのエレガントなデザインと先進技術によって、シンプルな美しさを保ちながらも、ハイテクな機能を盛り込んだ現代の音響製品として注目されています。ハーマンカードンの今後の展開にも期待が高まります。
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