インド市場への進出、協業の意義
First Partners APAC Pte. Ltd.(CEO:福井 裕行)は、京都に拠点を持つENRISSION INDIA CAPITAL株式会社(代表取締役:柿本優祐)と協業の覚書を締結しました。この提携により、日本の投資家にインドのスタートアップ企業への投資機会を提供することを目指しています。
協業の背景と目的
インドは世界最大の人口を持つ国であり、先進的なITインフラに支えられて急成長しています。2016年に導入されたStartup India政策を受け、インド政府は起業家支援体制を強化し、スタートアップ企業を育成する環境を整えてきました。その結果、インドの中間所得層が拡大し、消費が促進されています。この流れに乗り、日本の投資家に対してもインド市場の魅力を伝え、投資機会を提供していく狙いがあります。
ENRISSION INDIA CAPITALは、インドのスタートアップエコシステムを支えるインド工科大学と連携し、強固なネットワークを構築しています。一方で、First Partners APACは、累積された知見とネットワークを駆使して、インド市場への新たなアクセスを投資家へ提供します。両社の協力によって、日本企業がインド市場にどのように進出できるかの道筋が示されることでしょう。
メッセージ
福井氏は、「私たちはM&Aプラットフォームを提供していますが、INRISSION INDIA CAPITALの独自なネットワークは非常に貴重です。この連携によって、インド市場への進出を希望する事業者や投資家への新たな機会を創造できると信じています」と述べています。
柿本氏は、「インド工科大学との連携を通じて、私たちはすでに数多くのスタートアップを支援してきました。First Partners APACとの協力により、より多くの日本人投資家にインドのスタートアップにアクセスしてもらう機会を提供できると確信しています」と強調しています。
First Partners APACとENRISSION INDIA CAPITALの概要
First Partners APACは、2016年に設立された株式会社ファーストパートナーズを母体に持ち、クロスボーダーM&Aのニーズの高まりを受けてシンガポールに拠点を展開しました。これにより、グローバルな市場における情報収集と投資機会の提供に注力しています。
一方、ENRISSION INDIA CAPITALは、インドで成長を続けるスタートアップに注目し、投資を通じて日本とインドの関係を深めることを目指しています。特にインド工科大学との強力な連携網が、その特徴といえるでしょう。
今後の展望
この協業によって、インド市場への日本の投資家の進出が加速することが期待されます。スタートアップ業界の成長は、インドの経済にも大きな影響を与えることから、First Partners APACとENRISSION INDIA CAPITALは、両国の成長に寄与することを誓っています。今後の展開に要注目です。
株式会社ファーストパートナーズは、東京都港区に拠点を置き、クライアントに多面的な金融サービスを提供し続けています。詳細は
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