水中調査の新時代を切り開く水中ドローンFF2
2024年より開発が進められていた水中ドローン、株式会社FINDiの「FF2」が、2026年6月から予約販売を開始します。この革新的なドローンは、サイバー空間で活用可能なリアルタイムデータを取得し、効率的な調査を実現するために設計されています。初年度には10台の限定受注からスタートします。
開発の背景
水中調査は長い間、潜水士による作業が主流でした。しかし、潜水士による調査には、安全性や費用面、作業の効率性という課題があります。特に限られた情報しか収集できず、報告書作成までの過程も大変な手間がかかります。これを解決するために、FINDiは「調査から報告までを一貫して効率化する」水中ドローンの開発に取り組んできました。FF2は、こうした課題を克服し、よりスムーズで高品質な調査を可能にします。
FF2の特徴
FF2は、特に狭小環境や閉鎖空間での利用を念頭に置いて設計されており、そのサイズはコンパクトです。具体的には、374mm(幅)×478mm(高さ)×612mm(長さ)という寸法を持ち、わずか24kgの軽量ボディを実現しました。これにより、マンホールからでも簡単に投入できます。
さらに、FF2は高い運動性能を発揮し、流れのある環境でも安定した航行を可能としています。収集した位置情報はリアルタイムで可視化され、地図や図面上に表示・記録されます。また、カメラ映像と位置情報は同期して保存され、後の調査資料作成に役立てることができます。
想定される活用シーン
FF2は多様な場面で利用されることが期待されています。まずは暗渠管路での使用です。流れのある管路でも、FF2のパフォーマンスを活かして調査を行います。プラント設備内では、水中部だけでなく気相部も撮影可能で、閉鎖された空間でも安全に航行することができます。
また、港湾・海洋・ダムの調査にも対応。従来のように人が潜水することが難しい深度でも、FF2ならば特殊な機材なしで簡単に投入できます。船舶の複雑な構造を撮影する際にも、高リスクな状況を回避しながら、細部まで映像を収めることができます。
FF2の詳細
製品の主な仕様として、最大水深300m、最大速度4knot、最大稼働時間9時間が挙げられます。標準装備の400mケーブルをはじめ、8灯12,000ルーメンの照明、操縦用カメラ3台といった充実した機能を備えています。また、統合調査支援システムにより、データの管理も容易です。データは再生・編集・PDF出力が可能で、効率的な報告書作成をサポートします。
今後の展望
FINDiは、FF2だけでなく、その機能拡張や自動化技術の開発を継続し、水中調査のさらなる効率化を目指しています。加えて、インフラ保全や海洋産業において、水中調査のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、より良い未来のための基盤を築いていきます。
連絡先
水中ドローンFF2についてのお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。
株式会社FINDi
住所:〒108-0014 東京都港区芝5丁目34番2号
電話:03-6324-4342
FAX:03-6324-4358
メール:
[email protected]
Webサイト:
www.findi.co.jp