弁護士ドットコムと青林書院が新たなパートナーシップを締結し法曹界に革新

弁護士ドットコムと青林書院が新たな協力関係を構築

弁護士ドットコム株式会社（東京都港区、代表取締役社長兼 CEO・弁護士：元榮太一郎）が、株式会社青林書院（東京都千代田区、代表取締役社長：逸見慎一）とのパートナーシップを締結したことを発表しました。この提携は2025年5月1日から開始され、法曹界のニーズに対するより高品質なサービス提供を目指しています。

パートナーシップの意義

弁護士ドットコムは、弁護士向けの「弁護士ドットコムLIBRARY」と企業法務向けの「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」を提供しており、両サービスは法律に関する情報を効率的に検索できるリーガルリサーチサービスとして多くの支持を集めています。今回の提携により、青林書院という長年にわたり法律実務界で高い信頼を得ている出版社と結びつくことで、両サービスの利便性が大幅に向上することが期待されています。

特に、青林書院が提供する膨大な数の法律書籍にアクセスできるようになることで、弁護士や企業法務の現場での情報収集が一層容易になります。このパートナーシップにより、法律書籍の閲覧が可能な出版社数も、業界最多の45社となり、より豊富な情報源を手に入れることができるようになるのです。

弁護士ドットコムLIBRARYとBUSINESS LAWYERS LIBRARY

弁護士ドットコムLIBRARYやBUSINESS LAWYERS LIBRARYは、約3,200冊（2025年5月現在）の法律書籍や雑誌を取り扱っており、AIによる自然言語処理技術を使った検索が可能です。これにより、膨大な情報の海から求める文献を瞬時に見つけ出すことができ、事件処理や書面作成の効率化に繋がります。この利便性は多忙な弁護士や企業法務従事者にとって大きな助けとなるでしょう。

今後の法曹界の課題解決に向けて、弁護士ドットコムはユーザーからの意見を取り入れながらサービスを進化させていく姿勢を持ち続けます。特に、他のコンテンツホルダーとの協力関係を築きながら、実務家からの更なる支持を得られるよう努めていくつもりです。

青林書院の歴史と信頼性

青林書院は1953年に設立され、法律や経済、経営といった社会科学に特化した専門書を出版しています。特に「大コンメンタール刑法」と呼ばれる刑法典の注釈書や「リーガル・プログレッシブ」など、法曹界での信頼性が高い資料を提供し続けています。これらの出版物は専門家からも高く評価されており、実務に役立つ内容が充実しています。

この新しいパートナーシップにより、両社は法曹界全体の質の向上に貢献することを目指しています。なお、弁護士ドットコムの本社所在地や資本金、設立日などについての詳細も、今後の報道で取り上げられることでしょう。