Tellus Challenge
2018-10-16 11:01:29

第一回衛星データ分析コンテスト「Tellus Satellite Challenge」の概要と意義

決定版!衛星データ分析コンテスト「Tellus Satellite Challenge」



近年、自然災害が増加し、その影響に対する備えが求められています。その中でも、土砂崩れは多くの人命や財産に影響を及ぼす重大な災害の一つです。そんな中、さくらインターネット株式会社と株式会社SIGNATEがタッグを組んで立ち上げたのが、第一回衛星データ分析コンテスト「Tellus Satellite Challenge」です。

コンテストの目的



このコンテストは、さくらインターネットが手掛ける衛星データプラットフォーム「Tellus」の活用を広め、優れたデータ分析人材を見出すことを目的としています。特に、衛星データによる土砂崩れの迅速かつ正確な検出を目指し、その技術的な向上を狙っています。これは、自然災害時の迅速な人命救助につながる重要な取り組みです。

開催内容と日程



テーマ



「SARデータを用いた土砂崩れ検出」

開催期間



2018年10月16日から12月7日まで、オンラインで行われます。

審査結果の発表



評価結果は、2018年12月中旬にイベントにて発表される予定です。

参加費用



このコンテストは参加費無料で、誰でも参加可能です。

懸賞内容



参加者には、以下のような賞金が用意されています:
  • - 1位:100万円
  • - 2位:60万円
  • - 3位:40万円

使用されるデータ



本コンテストで使用されるデータは、2016年に発生した熊本地震の前後において、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」から得られたPALSAR-2データです。このデータは、合成開口レーダーというセンサーを用いており、昼夜や天候に関わらず地表を観測することが可能です。コンテスト参加者は、このデータを使用して土砂崩れの領域を自動的に判定するアルゴリズムを開発します。

また、参考のためにアメリカの光学衛星Landsat-8のデータも提供されるので、こちらも活用することが可能です。

参加方法



参加希望者は、SIGNATEのウェブサイトで会員登録を行い、申し込みを行う必要があります。コンテストの詳細については、こちらから確認できます。なお、内容は発表時点のもので、変更の可能性がありますので、注意が必要です。

さいごに



昨今の気候変動による自然災害のリスクが高まる中、こうしたデータ分析の技術開発は、私たちの安全を守るための重要なステップです。皆さんもぜひ、Tellus Satellite Challengeに参加してみてはいかがでしょうか?

会社情報

会社名
さくらインターネット株式会社
住所
大阪市北区梅田1丁目12番12号東京建物梅田ビル11階
電話番号

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