2025年度の電話リレーサービス料についての新情報
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、2021年7月1日から始まった電話リレーサービスに関連した新たな料金についてお知らせします。このサービスは、聴覚や発話に課題のある方とそれ以外の方とのコミュニケーションを支援するもので、24時間365日の対応を行っています。
電話リレーサービスとは
電話リレーサービスは、通訳オペレーターが手話や文字を使って通話内容を通訳することで、障害を持つ方の電話利用を円滑に進めるものです。このサービスは、一般財団法人日本財団電話リレーサービスが提供機関として指定されています。
法令に基づき、電話リレーサービスを適切に提供するためには、固定電話や携帯電話などの通信サービスを提供する企業が一定の費用を負担する必要があります。これによって、サービスの持続可能性と質が確保されています。
2025年度の新料金について
2025年度より、電話リレーサービスにかかる料金が新たに請求されます。具体的には、2025年4月に利用開始分から2026年3月利用分まで、1番号あたり月額1.1円(税込)の「電話リレーサービス料」が発生します。この請求は、利用している電話番号数に応じて行われ、公平な負担が求められます。
この新しい料率により、お客様には初めての請求が行われることになります。NTT Comは、サービスの目的や趣旨を踏まえ、理解と協力をお願い申し上げています。
対象となる主要サービス
請求対象となる主なサービスには、以下のようなものがあります。
- - 050から始まる番号:Arcstar IP Voice、Direct Calling for Microsoft Teams、OCNドットフォン オフィスなど
- - 070、080、090から始まる番号:Arcstar Universal One、OCN モバイルONE for Business など
- - 0120、0800から始まる番号:フリーダイヤルなど
- - 0570から始まる番号:ナビダイヤル
- - 03、06から始まる番号:Arcstar IP Voiceなど
電話リレーサービスが提供されることにより、個人だけでなく企業や自治体、医療機関など多くの方々がその恩恵を受けられるようになります。これに伴い、NTT Comは新たな体制で社会・産業のデジタルトランスフォーメーションをリードし続け、豊かな社会の実現を目指します。
まとめ
2025年度における電話リレーサービス料の導入に際し、私たちは利用者の皆さまに公平かつ分かりやすい形での負担をお願いしています。これにより、より多くの方々が安心して電話リレーサービスをご利用いただけることを期待しています。詳細な情報はNTT Comの公式サイトで確認できますので、ぜひご覧ください。