PRD Therapeuticsの挑戦
2023-10-06 10:00:03

PRD Therapeutics、13億円を調達し脂質代謝制御剤を開発へ

PRD Therapeutics、脂質代謝制御剤の開発を加速



PRD Therapeuticsは、体内の脂質量を調節する新薬、PRD001の開発に挑んでいます。最近、同社はシリーズAラウンドにおいて13億円の資金調達を実施し、その背景には多くの未解決の医療ニーズがあります。特に、家族性高コレステロール血症(HoFH)や、未だに有効な治療法が確立されていない非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に対する新しい治療法が急務とされています。急増する生活習慣病の影響を受けて、脂質代謝の管理が求められているのです。

PRD001は、北里大学で開発されたFirst-in-classの化合物で、これまでの研究でその効果が示されており、新たな経口薬としての可能性が高まっています。大鵬イノベーションズなどの投資家たちは、PRD Therapeuticsの事業計画を評価し、支援を行っています。北里大学の供田洋名誉教授が共に取り組む中、新たな創薬戦略の形成が進められているのです。

投資家からの期待の声



投資家はPRD Therapeuticsの取り組みに対して非常に高い期待を寄せています。

大鵬イノベーションズの支援


大鵬イノベーションズのパートナー、森文隆氏は、PRD Therapeuticsの開発しようとしている薬剤が困難な状態にある患者に笑顔をもたらすための支援を続ける意向を表明しています。

有望な薬剤プロファイル


ジャフコグループの小林泰良氏も、PRD001は北里大学の良識ある研究を元にしたもので、創薬スタートアップとしてその優れたデータセットと戦略設定が実現したことを賞賛しています。若きCEO、細田莞爾氏のリーダーシップの下、医療現場に迅速に届けられることを願っています。

新しい作用メカニズム


JICの宇留野義治氏は、PRD Therapeuticsの新しい化合物が特異な作用メカニズムを持ち、これまでの治療法には期待できなかった新しい薬理作用が得られることに期待を寄せています。

PRD001の詳細



PRD001は、北里大学が培養した真菌から得られた天然由来の化合物を基にしています。この新薬候補は、近年の研究において、LDLコレステロールを強力に減少させることが示されており、動脈硬化や脂肪肝の進行抑制に寄与する可能性があります。

PRD Therapeuticsの代表取締役である細田莞爾氏は、今後の研究開発に向けた支援への感謝とともに、患者に早く新薬を届けるための挑戦を続けていく意向を語っています。

会社情報


  • - 会社名: PRD Therapeutics株式会社
  • - 所在地: 東京都港区白金五丁目9番1号
  • - 代表者: 代表取締役社長 細田莞爾
  • - 設立日: 2021年9月1日
  • - 事業内容: PRD化合物を用いた希少疾患向け医薬品の開発
  • - URL: PRD Therapeutics

PRD Therapeuticsの取り組みは、治療薬を必要としている患者にとって、一日も早く実現されることを願っています。革新的な治療法の開発が進むことで、多くの人々の生活が変わることも期待されます。

会社情報

会社名
PRD Therapeutics株式会社
住所
東京都港区白金5-9-1
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