動画編集の自動化を目指す新星、レイワセダ
2019年、代表の畠山祥氏の尽力からスタートしたレイワセダ株式会社が、ついに法人化しました。この企業は、音声コンテンツであるラジオドラマの魅力を広める目的から始まり、彼の原作によるオリジナルラジオドラマ『黒い終わりと白い始まり』が発表されました。
このプロジェクトを進める中で、編集作業の煩雑さを実感した畠山氏は、動画編集作業の自動化を実現できないかと模索します。そして、人工知能を活用した自動編集ソフトのアイデアが生まれました。これが、第3回WASEDA Demo Dayでの提案へと繋がり、見事に優勝を果たしました。
その後、いくつかのビジネスコンテストに参戦し、資金調達やさらなるアイデアの洗練を繰り返し、プロトタイプの開発を進めます。そして、動画編集の自動化を実現するソフト『Ready』の制作に至りました。これにより、編集作業にかけていた膨大な時間と集中力を、クリエイティブな企画や演出へと振り向けることが可能となります。
自動編集ソフト『Ready』の特徴
このソフト『Ready』の最大の特徴は、無音区間をAIによって自動的に認識し、削除するという機能です。これにより、ユーザーは手間をかけずにノイズを削除し、スムーズな動画編集が実現します。さらに、削除した無音区間を自動で詰める機能も搭載。これにより、編集の効率化が大幅に向上します。
レイワセダは、今後も自動字幕生成など、様々な動画と音声編集に特化した自動化機能の追加を予定しています。これにより、クリエイターはよりクオリティの高いコンテンツ制作に注力できるようになります。動画制作のハードルを下げ、多くの人々が創作活動に参加できる時代を目指すレイワセダの挑戦に、今後も注目です。
創業メンバー
レイワセダを支えるのは、畠山氏を筆頭に、各分野で優れた能力を持つメンバーたちです。
- - 畠山 祥(代表取締役社長 CEO): 航空宇宙工学を専攻し、宇宙開発分野での豊富な経験を持つ異才。
- - 平井 理久(最高執行責任者 COO): 早稲田大学で航空宇宙学を学び、ソフトウェア開発技術を駆使。
- - 鈴木 嘉恵(最高技術責任者 CTO): 人工知能開発に定評があり、群知能の研究に従事。
彼らの異なる経験や専門性が、レイワセダの成長を支えています。開発チームやクリエイティブチームには、それぞれの分野で才能を発揮するメンバーが揃い、日々新たな挑戦を続けています。
企業情報
レイワセダ株式会社は、東京都新宿区に本社を構え、クリエイティブ制作とそれに関するAI・ソフトウェア開発を手掛けています。法人化を経て、今後のさらなる発展が期待される中、業界に新たな風を吹き込む存在になることでしょう。
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