CData Connect Cloudの新機能とスタートアップへの優遇プラン
2024年9月26日、CData Software Japan合同会社が発表した内容は、同社のクラウドデータ仮想化サービス『CData Connect Cloud』の大幅なアップデートと新機能『Powered By CData』の導入です。この新機能により、BI、データガバナンス、AI活用、iPaaSなどのサービスを展開するベンダーは、自らのサービスに外部データを迅速に連携できるようになります。
機能強化の背景
昨今、データの利活用は企業の競争力強化において欠かせない要素となっています。特に、さまざまな業務システムやクラウドサービスからデータを取得し活用することは重要です。しかし、増加するデータソースに対して、それを結びつける連携機能の実装は、ベンダーにとって大きな負担となっています。CData Connect Cloudは、これに対する解決策として『Powered By CData』を提供し、エンドユーザーが必要とするデータ連携をより容易に実現できる環境を整えました。
『Powered By CData』の具体的な機能
新たな『Powered By CData』機能では、サービスベンダーがCData Connect Cloudを自社サービスに組み込むことが可能になります。この機能を使用することで、170以上のSaaSやデータベースへの接続機能を迅速に、かつ低コストで実装することができます。具体的には、通常自社開発で行う場合の1/20以下のコストでデータ連携を実現できます。これにより、ユーザーはより充実したサービスを受けられるようになります。
使い方は簡単
サービスベンダーは、CData Connect Cloudを契約し、エンドユーザーのアカウントを作成します。その後、エンドユーザーはこのアカウントを利用して、希望するサービス(例えばSalesforceやクラウドデータベース)への接続を容易に行えます。標準的なクエリ方法でデータを取得できるため、技術的な障壁が少なく、スムーズな利用が可能です。
スタートアップ向けの特別プラン
CDataでは、特にスタートアップ企業向けに優遇プランを提供しています。このプランは、設立5年以内の企業に大幅な割引を行うもので、起業初期のデータ接続の課題を解決するために役立ちます。AI活用プラットフォームなどで利用されるCData Connectを、特別な条件で提供することで、これからのデータ活用をさらに推進していくことを目指しています。
まとめ
CData Connect Cloudの新機能『Powered By CData』の導入は、データ利活用の効率化を目指す企業にとっての大きな一歩となります。特にスタートアップ企業に向けた優遇プランが用意されていることで、データ活用の可能性は広がる一方です。データ連携の課題を解決するのであれば、CData Connect Cloudが最適な選択肢と言えるでしょう。