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宮崎の旬を味わう贅沢な時間：美食と工芸が融合した「ゆかしの会」

フェニックス・シーガイア・リゾート内の宮崎旬懐石「とよたま」にて、地元宮崎の工芸作家とのコラボレーションイベント「ゆかしの会～美食と共に愉しむ、みやざきの匠達の小さな作品展～」が開催されました。

このイベントは、地元の優れた作家や芸術家の作品を鑑賞しながら、宮崎の旬な食材を堪能できる特別な企画です。2011年度から始まったこの企画は、地元の恵まれた自然環境の中で育まれた素材と、アーティストたちの情熱が凝縮された作品を同時に楽しめる、まさに「五感で楽しむ」贅沢な時間となっています。

今回の「ゆかしの会」では、三股町で活躍する陶芸家、山下盛親氏を迎えました。山下氏は「みやざきの匠」にも認定されている実力派。自然をモチーフにした作品は、繊細さと力強さを兼ね備えています。今回のテーマは「緑の風」。瑞々しい初夏の食材と、緑を基調とした山下氏の作品が織りなす、絶妙なハーモニーは来場者たちを魅了しました。

料理は「緑風紅葉」と名付けられた、初夏の緑風をイメージした懐石料理。宮崎牛や日向灘で獲れた新鮮な魚介、そして地元で採れた旬の野菜など、厳選された食材がふんだんに使用されています。さらに、霧島酒造株式会社とのタイアップにより、黒宝霧島や赤霧島など、人気のお酒とのマリアージュも楽しめます。料理長である黒木聖生氏の繊細な技と、地元の食材、そして霧島酒造のお酒が三位一体となり、忘れられない味覚体験を提供しました。

イベント当日は、11時30分の開場から14時までの3時間、参加者たちは、山下氏の作品を鑑賞しながら、美味しい料理と飲み物を堪能しました。40名という限られた人数での開催でしたが、参加者からは「素晴らしい時間だった」「料理も作品も素晴らしかった」など、高い評価を得ています。

山下氏の作品は、イベント後も7月3日まで「とよたま」店内で展示・販売されました。より多くの人に、宮崎の自然とアーティストの感性が融合した作品に触れてもらう機会となりました。

「ゆかしの会」は、単なる食事会ではなく、地元の文化に触れ、五感を満たす、特別な体験を提供する場です。今後とも、地元のアーティストや生産者とのコラボレーションを通じて、宮崎の魅力を国内外に発信していく予定です。

山下盛親氏プロフィール

三股焼紫麓窯の窯元である山下盛親氏は、宮崎県都城市出身の陶芸家です。2008年には、「みやざきの匠」に認定されるなど、高い技術と地域貢献が認められています。「自然にそのまま…」をコンセプトに、宮崎の空・山・海の青さを追求した作品を制作しています。長年の研究の末に完成させた「曜変虹彩釉」は、彼の技術の高さを証明するものです。

イベント概要

開催日: 2011年6月19日(日)
時間: 11:30開場／12:00開宴／14:00終宴
場所: シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート 2階 宮崎旬懐石「とよたま」
協力: 三股焼紫麓窯、霧島酒造株式会社
内容: 食のテーマ「初夏の緑風懐石『緑風紅葉』」、作品テーマ「緑の風」
お食事代: お一人様6,000円（税・サービス料込）、フリードリンク1,000円追加
* 定員: 40名様（ご予約制、最小催行人数10名様以上）

ご予約・お問い合わせ

フェニックス・シーガイア・リゾート とよたま TEL:0985-21-1310

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