『犬の謎』が選定
2025-07-16 11:21:27

児童書『犬の謎』が選ばれた!学校図書館の夏休みの本

児童書『犬の謎』、全国学校図書館協議会に選定



2025年の夏休みの本に、児童書『犬の謎』が全国学校図書館協議会(SLA)によって選ばれました。この書籍は、カジワラ書房が翻訳したイタリアの著名な教育学者マリオ・ローディーによる作品です。

物語の魅力



物語の舞台は、自然豊かなイタリアの田園風景。この作品は、クリスマスの夜に瀕死の犬を見つけた子どもたちが、協力しながらその命を救おうと奮闘する姿を描いています。大人たちは「どうせ助からない」と言うものの、子どもたちは根気強く世話をし、少しずつ犬は回復していきます。

犬とともに過ごす日々の中で、子どもたちは探検やサッカーを楽しむなど、生き生きとした日常を送りながら、命の大切さを改めて感じていきます。しかし、意外なラストが待っていることを忘れてはいけません。

この作品は、単なるストーリーではなく、命の尊さや友情、努力することの大切さを考えさせる内容となっており、多くの子どもたちに感動と学びを提供することでしょう。

書籍情報



  • - タイトル: 犬の謎
  • - : マリオ・ローディー
  • - : ディレッタ・リベラーニ
  • - : 平田真理
  • - 価格: 990円(税込)
  • - ISBN: 9784991327032

章立て


1. あのクリスマスの日
2. 心臓はまだ動いている
3. 獣医
4. 夢
5. シフト
6. チェルビーノ山
7. ミルクがなくなっている
8. わらのベッド
9. あけましておめでとう!
10. 猟場管理人
11. 名前のない犬
12. 日記
13. ボール遊び
14. 川で
15. フェーボとの夏
16. ディアナ
17. 行方不明のタートくん
18. 謎

このオンライン販売では、公式サイト、紀伊国屋ウェブストア、丸善ジュンク堂書店ネットストア、楽天ブックスで販売されています。

作家について



マリオ・ローディー氏は1922年にイタリア・ピアデナに生まれ、教育者、作家、教育学者として知られています。彼の教育方針は、子どもたちと深く対話し、その内なる能力を引き出すもので、自然を愛し、実体験を重視してきました。彼は海外でも教育活動を行い、多くの賛辞を受けています。

全国学校図書館協議会による選定



全国学校図書館協議会(SLA)は、子どもたちの自発的な学びや情操教育を促進するための活動を行っています。今回の選定により『犬の謎』が全国の学校図書館に置かれ、多くの子どもたちに読まれることになるでしょう。

カジワラ書房の取り組み



カジワラ書房は2023年に設立された小さな出版社で、夫婦ふたりで運営されています。彼らは、子どもたちに読んでもらいたいメッセージの込められた作品を選び、丁寧に本を制作することに情熱を注いでいます。温かな支援を受け、今後も良書を出版していくことを目指しています。

本書『犬の謎』は、命の大切さを感じる素晴らしい物語です。この夏、多くの子どもたちの心に響くことを願っています。ぜひ一度手に取ってみてください。


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会社情報

会社名
株式会社カジワラ書房
住所
東京都杉並区上荻2-6-22
電話番号
03-5310-1553

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