あさひかわデータセンターパークが開設
環境配慮型の新しい拠点
北海道旭川市に、再生可能エネルギーを活用した新しいデータセンターが開設されました。その名も「あさひかわデータセンターパーク」。この施設は、最大で72基のコンテナ型データセンターを設置できる広大な敷地を備え、さらなる環境負荷の低減に努めています。
デジタライズの挑戦
このプロジェクトを手掛けたのは、名古屋市に本社を構える株式会社デジタライズ。2016年から北海道でコンテナ型データセンターの運用を開始し、今回の新拠点開設を実現しました。デジタライズは、100%再生可能エネルギーによる運用実績を誇り、その実績をもとに旭川市での新たな挑戦を図りました。
迅速かつ柔軟な運用
近年、生成AIやIoT、クラウドサービスの普及に伴い、データセンターの需要はかつてないほど急増しています。従来のデータセンターが建設から運用までに約2年かかるケースが多い中、コンテナ型データセンターはそのスピード感が大きな魅力です。最短数ヶ月での稼働が可能で、ビジネスのニーズに迅速に対応することができます。
敷地の特長と立地条件
「あさひかわデータセンターパーク」の広大な敷地は、柔軟な段階的拡張を可能にします。これにより、企業のお客様は成長戦略に応じた適切なITインフラを構築することができます。また、冷涼な気候もこの場所の大きな特徴で、地政学的リスクが少ない旭川市という立地優位性も手伝って、安定した運用が期待されています。
未来を見据えたデータセンター
デジタライズは、持続可能な社会の実現に向けて、新たな技術革新を通じて環境への負荷を軽減し、企業の成長を支える運営を行っています。
今後、あさひかわデータセンターパークがどのように成長していくのか、そして地域にどのような貢献ができるのか、見逃せないポイントとなります。新たなデータインフラの本格運用によって、旭川の経済や企業のIT戦略がどのように進化していくのか期待が高まります。