産福連携型保育室
2024-05-15 16:16:03

国内初の産福連携型保育室が韮崎にオープン。子育てと働く大人の新しい関係を築く

国内初の産福連携型保育室、韮崎市に誕生



2023年、山梨県韮崎市に初めての産福連携型保育室が設立されました。この保育室は企業と福祉が協力し、地域の子育て支援を目指す新しい取り組みです。このプロジェクトには、金銭的な支援だけでなく、地域の子育てに関する活動、さらには災害時の子供受け入れ協力も含まれています。

産福連携とは?



「産福連携」とは、産業(企業)と福祉(保育など)が協力し合う形態を指します。国内ではあまり例がなく、新たなモデルとして注目されています。開設された『産福連携型保育室あさひテラス』では、企業主導型保育所や事業所内保育所とは異なり、両者の協力によって新しい形の保育を実現しています。

子育てと仕事の両立を支援



この保育室は、「働く大人を子供が観察する保育室」として、こどもたちが保護者以外の大人と触れ合いながら成長できる環境を目指しています。子育てと仕事の両立を支援するために、働く親向けの研修会やキャリア支援も行う予定です。地域全体が子育てを支える体制を築くことで、より豊かな育成環境が整うことが期待されています。

五感を刺激する保育環境



「社内の食堂も利用可能にすることで、親同士の交流会や親子でのランチ利用も促進します」と旭陽電気株式会社の担当者は語ります。食堂では、無添加の食材を使用した健康的な食事を提供することにより、家族の心と体が豊かになる環境を提供しています。

企業の役割と地域貢献



旭陽電気株式会社は1968年に設立され、電子機器製造業を中心に広がるビジネスを展開してきました。当社の理念には「まずは自分が幸せになる」という行動規範があります。これは、社員一人一人が幸せであり、その上で地域貢献するという考えから来ています。

また、地域に根ざした活動として、子育て支援の取り組みも展開しています。この取り組みの一環として、社会福祉法人ゆうゆうとの連携が進み、保育の質を高めるための新たな園舎も開所しました。

地域への期待



この取り組みがモデルケースとなり、全国各地で産業と福祉の連携による豊かな保育環境が広がることが期待されています。「はじめの100カ月」という育ちの環境を切れ目なく提供するためには、企業の積極的な取り組みが重要です。このモデルが全国の地域に波及し、より多くの子どもたちが愛される環境が整うことを願っています。

会社情報

会社名
旭陽電気株式会社
住所
山梨県韮崎市上ノ山3160
電話番号
0551-22-1213

トピックス(地域情報)

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