大阪・関西万博に向けた取り組み
2025年に開催される「大阪・関西万博」に向け、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が推進する「TEAM EXPO 2025」プログラムが注目を集めています。このプログラムは、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、SDGsの達成に寄与することを目的としています。
目標と取り組み
「TEAM EXPO 2025」は、2020年10月から始まり、多様な参加者が理想の未来社会を共に創り上げるための活動「共創チャレンジ」を行っています。公募による共創チャレンジの登録が進んでおり、2024年8月時点で登録数が2000件を超える2,044件に達したことが報告されています。
登録の推移
このプログラムの立ち上げから今までの登録数を見ると、次のような推移があります。
- - 2020年度:104件(2020年10月から2021年3月)
- - 2021年度:356件(2021年4月から2022年3月)
- - 2022年度:577件(2022年4月から2023年3月)
- - 2023年度:656件(2023年4月から2024年3月)
- - 2024年度:351件(2024年4月から8月)
このように年々登録数は増加しており、特に2023年度は656件と大きな伸びを見せました。
参加主体と活動地域
主な参加主体をみると、約1,100件が実行委員会などの「その他法人等」が占めており、市民団体や自治体、教育・研究機関も続いています。また、活動地域では「近畿地方」が約1,500件で最も多く、「関東地方」「中部地方」がそれに続く状況です。
共創チャレンジの多様なテーマ
最近の登録内容に目を向けると、防災、環境、観光、ものづくりなど、多様なテーマでの取り組みが見受けられます。2024年8月の報告によれば、近畿地方での登録は9件、四国地方での登録は8件となっており、各地域での積極的な活動がうかがえます。
今後の展望
2025年に向けて、協会は引き続き「TEAM EXPO 2025」プログラムへの参加募集を行っていくとともに、参加者同士の交流会を設けることで、共創を促進する方針を示しています。これにより、万博開催に向けた活動をさらに充実させ、実りある成果を目指していくとのことです。
>> 詳しい情報は、公式ウェブサイト【TEAM EXPO 2025】(
https://team.expo2025.or.jp/)をご覧ください。