山梨中央銀行の里山保全活動:収穫と生き物調査で地域貢献
山梨中央銀行は、持続可能な社会の実現に向け、地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。2011年から継続している中央市の里山再生事業では、役職員とその家族が参加し、耕作放棄地と荒廃した森林の再生に取り組んでいます。
豊かな実りと、自然との触れ合い
今年の活動では、再生した畑で栽培したサツマイモ約140kgとジャガイモ約32kgを収穫しました。参加者たちは、汗を流しながらも、実りの喜びを分かち合いました。収穫した作物は、地域貢献の一環として、NPO法人「にじいろのわ」が運営する地域子ども食堂へ寄付されました。子どもたちの笑顔のために役立てられることは、参加者にとって大きな励みとなりました。
生物多様性保全への意識を高める取り組み
さらに、今年は新たな試みとして、一般社団法人ヤマネ・いきもの研究所の専門家を招き、生物多様性保全に関する講義を実施しました。企業が果たすべき役割やその重要性について学びを深めた後、参加者たちは「いきものコレクションアプリ『Biome』」を使って、再生した森林に生息する生き物調査を体験しました。特に子どもたちはアプリを駆使して熱心に調査に取り組み、自然への関心を高める貴重な機会となりました。
未来への投資:地域社会との連携
山梨中央銀行は、今回の活動を通して、地域社会との連携をより一層強化しました。単なる環境保全活動にとどまらず、地域住民との交流を深め、持続可能な地域社会づくりに貢献する姿勢を示しました。
今後の展望
山梨中央銀行は、今後も地域金融機関として、豊かな自然環境を次世代に継承していく活動に積極的に取り組んでいきます。里山保全活動を通じて、地域社会の活性化に貢献し、持続可能な社会の実現を目指していきます。これは、単なる企業活動ではなく、地域社会全体にとって有益な取り組みと言えるでしょう。 企業と地域社会が一体となり、未来への投資を続けることで、より豊かな地域社会が実現すると期待されています。
写真
収穫作業の様子や生き物調査の様子を写した写真は、活動の活気と成果を物語っています。参加者たちの笑顔と真剣な表情は、この活動が単なる作業ではなく、地域社会への貢献という強い意志に基づいたものだったことを示しています。これらの写真は、山梨中央銀行のウェブサイトや広報誌などで公開され、地域社会への情報発信にも役立てられています。
山梨中央銀行の継続的な取り組みは、地域社会の活性化に大きく貢献しており、今後の更なる発展が期待されます。