QROADが新たにオールインワンサービスを発表
グローバルサービス運営企業のQROAD(キュロード)は、10月28日にデジタルコンテンツデザイン及び映像制作を手掛けるBallantine Dream(バレンタイン・ドリーム)と、多言語の通訳・翻訳を行うENKOLINE(エンコライン)を買収することを発表しました。この買収により、QROADは質保証(QA)をはじめ、デザイン、映像制作、翻訳、マーケティング、運用、AIソリューションといった様々なシステムをゲームサービスのために整備することとなります。
今回の取り組みによって、業界内での競争力をさらに強化しようとしています。QROADは、各分野の専門家を揃え、オールインワンサービスを展開することで、グローバルなビジネス面でも飛躍を遂げる計画です。
Ballantine Dreamの実力
Ballantine Dreamは、カカオゲームズやユニティーといった名だたるゲーム企業のため、高品質な映像とデザインを手掛け、高い評価を受けている企業です。様々なプロジェクトを通じて築いてきた技術力とノウハウが、QROADにとって大きなアセットとなります。
ENKOLINEの翻訳力
また、ENKOLINEはゲーム分野だけでなく、ウェブトゥーンや映像、さらにはメタバースなどのコンテンツ翻訳を手掛けており、英語やフランス語、中国語などの100余カ国語に対応している多言語翻訳企業です。この豊富な言語能力とローカライズの技術を駆使して、QROADのサービス向上に寄与することが期待されています。
QROADの展望
QROADの代表、ギル・ホウン氏は、「Ballantine DreamとENKOLINEを買収することで、商品の質を高められることを大変嬉しく思う。これにより、パートナー企業は開発に専念でき、私たちは信頼性の高いサービスをグローバル市場で提供していく」とコメントしています。
QROADは、韓国において最大規模のグローバルサービス運営企業として位置付けられています。本社はソウルにあり、釜山や水原にも支社を展開。このグローバルな拠点を持ちながら、来る11月17日には釜山で開催されるG-Star(韓国のゲーム産業協会および釜山IT推進庁が共催する年次見本市)に参加し、新旧の顧客企業とのネットワーク強化を図ります。これによりQROADブランドのさらなる強化を目指すとのことです。
このように、QROADはBallantine DreamとENKOLINEの両社を傘下に迎えることで、今後のサービス展開に期待が寄せられています。
なお、QROADの詳細情報は
こちらから確認できます。