IHIがコージェネ大賞受賞
2026-02-06 11:21:43

IHI、液体アンモニア専焼ガスタービンがコージェネ大賞受賞の快挙

IHI、液体アンモニア専焼ガスタービンがコージェネ大賞受賞の快挙



IHIとその子会社であるIHI原動機は、特に革新的な技術開発を称えられ、コージェネレーション・エネルギー高度利用センター主催の「コージェネ大賞2025」で理事長賞を受賞しました。受賞のテーマは「液体アンモニア専焼2MW級ガスタービンコージェネレーションの開発」であり、これは世界初の液体アンモニア専焼ガスタービンの開発成果です。この技術は長期耐久試験に成功し、社会実装が可能なレベルに達していることが高く評価されました。

液体アンモニアの可能性



液体アンモニアは、次世代のクリーンエネルギーとして期待されています。IHIはこの技術を向上させるため、2022年には東北大学や産業技術総合研究所と連携し、NEDOの支援を受けて「グリーンイノベーション基金事業」に取り組みました。このプロジェクトでは、液体アンモニアを燃料として100%使用するガスタービン設備を開発し、CO2フリー発電の実現に成功したのです。

環境への配慮



2024年7月からは、IHI相生事業所(兵庫県相生市)で社会実装を見越した長期耐久試験が行われました。この試験では、計画された出力で発電を行うことができ、さらに環境に対する影響も最小限に抑えられていることが確認されました。特に、温室効果ガスの一つである亜酸化窒素(N2O)や窒素酸化物(NOx)の排出が著しく抑制され、従来の天然ガスを使用した場合と同レベルの耐久性が示されたのです。この試験中に生成された電力は、IHI相生事業所内でも実際に使用されるなど、実用性も確認されました。

脱炭素の未来



IHIは、グリーンアンモニアに特に注目し、「製造」「貯蔵・輸送」「利活用」の全プロセスにおいてバリューチェーンを構築しています。この取り組みによって、持続可能なエネルギーの供給が加速することを目指しています。また、今回の技術開発から得られた知見を基に、GE Vernova社との共同研究にも力を入れ、大型ガスタービンでのアンモニア専焼への取り組みを進めています。

未来への道



この受賞は、IHIにとって大きな成果であり、さらなる技術革新へとつながる第一歩です。脱炭素化社会に向けた重要なステップとして、今後の展開が期待されます。2025年に開催される大阪・関西万博に向けた脱炭素化への取り組みにも貢献し、より持続可能な未来を創造することが求められています。

この成果は、今後のエネルギー政策や技術開発に大きな影響を与える可能性があり、IHIの一層の躍進に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社IHI
住所
東京都江東区豊洲三丁目1-1豊洲IHIビル
電話番号
03-6204-7800

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