佐久島復興プロジェクト
2023-02-28 16:00:01

三河湾の佐久島が新たな観光地に生まれ変わる復興プロジェクト

三河湾に位置する佐久島は、長い歴史を持つ日本の離島で、多くの観光客に愛されてきました。しかし、新型コロナウイルスや人口の高齢化による影響で、観光客は半減し、地域の重要な観光資源であった「海の家」も3年間営業を停止していました。そんな中、島の活性化を目指す「海の家再生プロジェクト」が始動しています。

このプロジェクトは、2023年2月26日から3月30日までの期間、目標金額50万円のクラウドファンディングを行い、すでに多くの賛同を得ています。「遊びながら学ぶ環境」を子どもたちに残したいと考え、自然に囲まれた佐久島で新たな学びの場を創出することを目的としています。

佐久島は紀元前3000年頃から人々が住み始め、江戸時代には重要な海上交通の拠点でした。近年は「アートの島」としてブランディング活動が行われ、2015年には観光客数が20万人を突破しましたが、現在はその数が大きく減少しています。

新たにリニューアルオープンする「海の家」では、愛知県西尾市の特産物を活かした海鮮バーベキューや、焼きそば、かき氷などの定番メニューも楽しめます。また、クラウドファンディングに参加することで、かき氷が「食べ放題」になるスプーンや、生ビールが「ずっと無料」になるグラスなどのリターンも用意されています。

プロジェクトのリーダー藤井遼太郎氏は、IT/プログラミング教室を運営し、自然と結びつけた学びの場を作ることを目指しています。彼は、デジタルに依存しないアナログ体験を通じて、子どもたちに生きる力を培うためにこのプロジェクトを始めました。

海の家の名前には、オルタナティブ教育を象徴する「OLTA(オルタ)」という名前が付けられ、地域社会と協力しながらプロジェクトを進めていく意向です。また、地元住民の参加を促し、持続可能な教育環境を育むことが最大の目標です。

西尾市長の中村健氏は、このプロジェクトが観光産業の振興につながることを期待しており、プロジェクトは地域の活性化に寄与する重要な一歩となると語っています。

このプロジェクトが成功することで、佐久島には再び多くの観光客が訪れることが期待されています。島の魅力を再発見し、多くの人々に癒しとアートを提供する「海の家 OLTA」にぜひご注目ください。プロジェクトの詳細や支援については、公式クラウドファンディングサイトをチェックしてみてください。

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クリエイターズクラン合同会社
住所
愛知県名古屋市千種区自由ケ丘2-10-17 啓周ビル110
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