スポGOMIワールドカップ2025三重STAGE:チーム「いつき」が優勝
2025年7月12日、イオンモール鈴鹿で開催された「日本財団スポGOMIワールドカップ2025三重STAGE」において、チーム「いつき」が見事なパフォーマンスを披露し、二連覇を達成しました。今回は計19チーム、57名が参加し、チーム「いつき」は、力強い競技を通じて17.05kgのゴミを拾い、2,017.3ポイントを獲得。準優勝チームに847.2ポイントの大差を付けて優勝を決め、観客からは驚きの声が上がりました。
スポGOMIとは?
スポGOMIとは「スポーツ×ごみ拾い」を組み合わせた新しいスポーツで、3人1組のチームで構成され、60分間制限の中で定められたエリアのゴミを拾う競技です。拾ったゴミの重さや種類によってポイントが与えられ、最もポイントを獲得したチームが勝者となります。この競技は日本から発信されたもので、国際的な普及を目指しています。特に、環境保護とスポーツの融合を通じて、世代を問わず多くの人々に海洋ごみ削減への参加を促す活動が行われています。
イベントの詳細と参加者の活躍
三重STAGEでの大会は、全体のゴミとして54.94kgもの量が回収され、参加者たちは各所で熱心に活動を行いました。特に、イオンモール鈴鹿周辺は住宅地にも囲まれており、たばこの吸い殻や空き缶、ペットボトルなどが目立つ場面が多く見受けられました。参加者たちは手を伸ばし、草むらや見えにくい場所から一生懸命にゴミを拾う姿が印象的でした。
優勝チームのコメント
チーム「いつき」のメンバーは、「とても楽しかったです!パチンコ店の付近にごみが多く落ちていたので、そこを重点的に1時間かけて拾いました。前回は日本STAGEで惜しくも全国18位だったので、今回はそれより上を目指したいと思っています!」と意欲を語りました。彼らは前回大会でも優勝を果たしており、今回の大会での連続優勝に自信を持つ様子が伺えました。
今後の展望
チーム「いつき」は、2025年9月21日に開催予定の「日本財団スポGOMIワールドカップ2025 日本STAGE」への出場が決まっています。全国47都道府県から集まった強豪たちとの戦いに期待が寄せられます。また、2025年10月には世界34カ国の代表が集う「スポGOMIワールドカップ2025」が控えており、チームのさらなる活躍が期待されます。
まとめ
スポGOMIは単なる競技以上の意味を持つ現代的な取り組みです。人々の健康促進と環境保全を同時に実現するこの運動は、今後も多くの地域で注目され、広がっていくことでしょう。チーム「いつき」の活躍と共に、これからも新しいスポーツの形が注目されることを願っています。