AIが生み出す新しい間取りの時代、自由記述で理想の住まいを形に

AIによる理想的な間取りの生成

株式会社まどりLABOは、2025年12月22日に新しい間取り生成機能をリリースしました。これはユーザーがテキストで記入した要望をAIが解析し、希望の間取りをいとも簡単に可視化する革新的なサービスです。たとえば、「もっと収納がほしい」「自宅でヨガができるスペースを設けたい」といった要望を、AIが迅速に間取りとして仕上げてくれます。

「まどりLABO」とは

この間取り自動生成サービス「まどりLABO」は、直感的な操作で情報を入力するだけで、わずか3分の間に最大5パターンの多様な間取りと、それに基づく3Dイメージを出力することが可能です。ユーザーが思い描く家のイメージを実現するための強力なサポートを提供します。

自由記述の要望が間取りに反映

従来、家の設計を依頼する場合、施主の要望を設計士に正確に伝え、反映させるには多くの時間を要しました。要望を反映した間取りが完成するまでには、一般的に1週間以上かかっていたため、その間には施主がストレスを感じることも少なくありませんでした。しかし、まどりLABOの新機能により、ユーザーは自分の要望を簡単に入れることで、瞬時に理想の間取りを生成できるのです。

具体的な機能の詳細

まどりLABOの独自AIは、「インダストリアルな雰囲気にしたい」「LDKは広めがよい」などといった具体的な要望にも対応。ユーザーはそれぞれのニーズに応じた多様なプランを瞬時にシミュレーションできます。さらに、生成された間取りに対して建築士から無料で修正を依頼することも可能。これにより、AIとプロの知恵を融合させて、ユーザーの理想に近づけることができます。

家づくりに革命をもたらす特別な機会

この新機能により、設計士は施主からの要望をダイレクトに受け取ることができ、製作にかかる時間を大幅に短縮できます。一方で、施主は自分の希望を満たす間取りを迅速に何パターンも作成し、理想の家を具体化する楽しみを味わえます。これにより、「間取りは住む人が考える時代」を実現する方向へと大きく前進したと言えるでしょう。

今後の展望

今後、まどりLABOはAIによる間取り自動生成機能の精度をさらに向上させ、多様なライフスタイルに応じた豊富なプランの提供を目指しています。また、ハウスメーカーや工務店との連携も強化し、安心して選べる選択肢を提供することに注力します。

創業者のメッセージ

株式会社まどりLABOの代表取締役・野口雄人氏（27）は、長崎県出身で東京大学にて建築を学びました。兄の住宅設計における苦労から発想を得て、間取りをAIに任せることができるプラットフォームの開発を始めました。最近のリリースについて、「住む人が自らの考えを直接間取りに落としこむことを可能にしました。私たちのビジョンである『間取りは住む人が考える時代』へ近づくため、これからもユーザー体験を向上させるために努力したい」と語っています。