新しい賃貸のカタチ「SELF EDIT LIFE」
株式会社クラスコデザインスタジオが手がける賃貸リノベーションブランド「Renotta」が、最新のデザインコンセプト「SELF EDIT LIFE」を発表しました。この新たなコンセプトは、住む人がこの空間に自らの感性を反映させながら、暮らしを楽しむことができる住まいを目指しています。
このコンセプトは、真に人々の感情に響く空間を提供することを狙いとしています。単なる「住む場所」ではなく、感性で「編集」し、居心地を高めるための「完成させていく」空間として位置付けられます。オリジナルな体験をもたらし、ただ安価だから選ばれるのではなく、「この部屋で暮らしたい」と魅力を感じてもらえる住空間の提供を目指しています。
住空間の価値の変化
近年、SNSやルームツアーの普及により、住まいは単なる生活拠点ではなく、自分らしさや個性を表現する場所として認識されつつあります。「駅近」「賃料が安い」といった条件だけでなく、好きなものに囲まれた暮らしが求められ、自身の生活を創り上げる楽しさを感じる人々が増えています。Renottaは、こうした時代の流れに対応し、住む人が自らのライフスタイルを反映し、編集できる住空間を提案します。
自由な空間を生む「余白」と「素材感」
「SELF EDIT LIFE」では、空間を最初から完成させずに意図的に「余白」を残すことで、居住者の感性が生かされる設計となっています。このデザインの特長の一つが、コンクリート調のアクセントウォールです。このアクセントは都会的で無機質な素材感を持ち、周囲の物件からの差別化を図る一方で、住む人の選んだ家具やアートが映える土台を形成します。また、色彩や材質の選び方により、個々人の好みを反映させることが可能です。
さらに、白を基調とした余白が設けられているため、壁や天井は空間に柔軟性をもたらします。この空白の部分は、住人がアートや書籍、植物、照明などを使って、個性豊かな空間に変えていくためのキャンバスの役割を果たします。この空間は、住む人の選択肢によって日々異なる表情を見せることができます。
実証物件の成果
今回の新コンセプトを試すために選ばれた物件は、石川県金沢市に位置する「BRICK」。この物件では、施工前に設定された家賃が33,000円から、施工後には58,000円へと改善され、約1.5か月で成約に至りました。このように、単に賃料を引き上げるのではなく、住む人が選びたいと感じる理由を設計できた点が重要です。
Renottaでは、活用価値の向上につながるリノベーションによって、賃貸住宅市場の変革を目指しています。単なる価格競争から、価値のある選択肢を提供し、賃貸住宅の魅力を再発見する提案を行います。
企画責任者のビジョン
クラスコデザインスタジオの代表、小村典弘氏は、「賃貸住宅は条件比較の時代から、生活の価値を基準に選ばれる時代に変わりつつあります。『SELF EDIT LIFE』は住む人自身が表現し、完成させる余地を持つことが特徴です。今後も価値創造をもとに、全国にこの理念を広めていきたい」とコメントしています。
未来の展望
Renottaは今後も賃貸住宅業界に新しい価値創造をもたらし、既存ストックを活用した効率的で持続可能な住まい方を推進します。全ての住人にとって居住空間が単なる物理的空間に留まらず、彼ら自身の生活環境を育む場所となることを目指します。これにより、今後も様々な賃貸などの選択肢を提供しながら、豊かな生活をサポートしていく企業であり続けたいと考えています。