膝蓋腱症治療法
2024-09-25 17:24:27

アスリート必見!膝蓋腱症への新しい治療法とは?

アスリート必見!膝蓋腱症への新しい治療法とは?



東京都調布市にある東京先進整形外科は、難治性の膝蓋腱症に関する新しい治療法を発表しました。院長の面谷透氏は、アスリートのために最先端の医療技術を取り入れ、個々に最適な治療を提供することを目指しています。このたびの研究成果は、アメリカスポーツ医学会の公式雑誌「Clinical Journal of Sport Medicine」に掲載され、多くの注目を集めています。

整形外科の難敵、膝蓋腱症とは


膝蓋腱症は、特にジャンプ動作を含むスポーツを行うアスリートに多く見られる疾患です。この状態は、膝蓋腱が膝蓋骨に付着する部分に負担がかかり続けることで発症します。一般的には「ジャンパーズ・ニー」とも呼ばれ、その影響を受けたアスリートは多く、痛みを抱えたまま競技を続けることがしばしばです。

ここで注目したいのは、膝蓋腱症になったアスリートの中には、年間8.5%の割合でレクリエーションレベル、そしてエリートアスリートでは13%から20%という高い割合で見られます。まず初めに行われるのは保存療法ですが、これで改善しない場合、この研究が示す新しい手法に頼ることが求められます。

超音波腱切離・剥離術の革新


東京先進整形外科で行われる新しい治療法は、「超音波腱切離・剥離術」(TENEX)です。この治療法は、わずか30分で終わる日帰り処置であり、外科的手術に比べて侵襲が少なく、アスリートの早期回復を目指しています。

具体的には、1.6mmの専用デバイスを膝蓋腱に挿入し、変性組織を吸引します。これによって、膝にかかる負担を軽減し、痛みの原因を取り除くことが可能です。この方法の利点は、術後に約1週間の休息を経て、リハビリを行うことで、その後の徐々に運動強度を上げることができる点です。3ヶ月後にはスポーツへの復帰が可能という実績も多数あります。

提出された研究の結果


このたび行われた研究では、保存療法が無効だった5名のアスリート(平均年齢22歳)が対象となりました。彼らはプロ野球選手や全国レベルの大学・高校バスケットボール選手など、高い競技レベルを維持していました。膝蓋腱の痛みを抱えた期間は平均3年7ヶ月と長く、全員が慢性的な悩みを抱えていました。結果、手術前のVISAスコアは43.1から77.1へ、NRSスコアも6.4から2.8へと改善が見られました。

4名(6膝)は平均約3.5ヶ月で競技に復帰。残念ながら1名に関しては改善が見られなかったものの、全体的には大変良好な結果が出ました。

未来を見据えた治療活動


これにより、総じて難治性膝蓋腱症に対する超音波腱切離・剥離術は高レベルのアスリートにも有効であることが明らかになりました。今後もより多くの症例を通じて、この治療法の有効性が検証されることが期待されています。

東京先進整形外科はこれからも、最新の技術を駆使し、アスリートが競技に復帰できる環境を整えていきます。アスリートの皆様、ぜひチェックしてみてください。


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会社情報

会社名
東京先進整形外科
住所
東京都調布市富士見町1-6-2TAOビル3F
電話番号

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