個室フィットネスジム「ハコジム」の事業拡大と注目の取り組み

ハコジム、注目の増資と成長戦略

広島で展開するフィットネスジム「ハコジム」が、事業拡大を目指して第三者割当増資を実施することを発表しました。これは、株式会社広島ベンチャーキャピタルや株式会社ドーガン・ベータからの投資を受けるものです。創業からわずか6年で急成長を遂げているハコジムの魅力や施策について詳しく見ていきましょう。

ハコジムとは？

「ハコジム」は、2017年に創業されました。このジムを設立したのは、県立広島大学大学院経営管理研究科の第一期卒業生であり、MBAを修了した永田秀晶氏です。彼は同大学院の卒業生として初めてベンチャーを立ち上げ、現在までに「広島駅前店」「八丁堀店」「向洋店」の3つの店舗を運営しています。

会員数はすでに250名を超えており、2019年3月期には売上高成長率が200%を超える見込みです。これらの成果は、ハコジムが提供するユニークで便利なサービスが多くの人に支持されている証です。

24時間無人のフィットネスジム

ハコジムの最大の特徴は、24時間365日利用可能な無人の個室フィットネス環境です。利用者は月会費3,800円で、スマートフォンを使って簡単に予約ができ、自分の時間に合わせてトレーニングを行うことができます。

個室利用の利点は、器具の待機時間がなく、他の人を気にせず自分のペースでトレーニングに集中できることです。また、希望があれば、1時間2,980円の追加料金でトレーナーからのマンツーマン指導も受けられるなど、個々のニーズに応じたサービスも充実しています。

なぜハコジムは成長するのか？

ハコジムの成功の背後には、現代のライフスタイルに適応したサービス形態があります。従来のジムは営業時間が限られており、特に忙しいビジネスパーソンや主婦にとっては利用しづらい場面も多々ありました。しかし、ハコジムはいつでも自由にトレーニングができる環境を提供することで、多忙な人々に新しい選択肢を与えています。

また、個室でのトレーニングにより、プライバシーを確保しつつ快適にエクササイズができるため、トレーニング初心者でも気軽に通える環境を整えています。このように、ハコジムは利用者のニーズに寄り添ったサービスを展開することで、成長を続けています。