武蔵野美術大学の地域連携展「社会を縫合するクリエイティブ」
武蔵野美術大学が社会連携プロジェクトを紹介する企画展「社会を縫合するクリエイティブ─武蔵野美術大学の社会連携からみた地域・時間・風景」が、2025年10月31日から11月20日まで開催されます。この展覧会は、多様な価値観を理解し合うことが難しい現代社会において、アートやデザインの力を通じて人々を結びつける重要な役割について考える機会を提供します。
クリエイティビティの力
社会は時に分断化され、一人ひとりの価値観や思考が交わることが難しい現状にあります。そんな中で、アートやデザインが持つクリエイティビティは、人をつなげ、新たなコミュニティを形成するための重要な手段となります。武蔵野美術大学では、学生や教員、地域の方々が協力しながら、様々な社会連携活動に取り組んできました。これらの活動は、人々を結びつけ、新たな価値観を育み、「社会を縫合する」力を発揮しています。
企画展の内容と意義
今回の企画展には、大学の幅広い研究領域から生まれた8つの連携プロジェクトが展示されます。これらのプロジェクトを通じて、どのようにクリエイティビティが社会を「縫合」し、無形のつながりが可視化されるのかを探ります。来場者はこれらのプロジェクトを通じて、アートやデザインがもたらす新しいコミュニティ形成の可能性について考えることができるでしょう。
開催概要
- - 会期: 2025年10月31日(金)~11月20日(木)
- - 開館時間: 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
- - 場所: 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス2階、社会連携拠点1/M
- - アクセス: JR「市ケ谷」駅から徒歩3分
- - 主催: 武蔵野美術大学
イベント情報
企画展期間中には、学科横断トークや学生トークセッションなどの関連イベントが行われます。ここでは社会連携の実践やアイデアを生み出す新たなつながりについて話し合われる予定です。
- 日時: 2025年11月11日(火)19:00~20:30
- 日時: 2025年11月16日(日)16:00~17:30
- - 学生トークセッション「続くこと、変化すること」
- 日時: 2025年11月19日(水)19:00~20:30
入場は無料ですが、参加には事前の申し込みが必要です。詳細は武蔵野美術大学の公式ウェブサイトを参照してください。
まとめ
本企画展は、アートやデザインがどのように社会の絆を深め、多様な価値観を持つ人々をつなげるのかを考える貴重な場です。ぜひ足を運んで、新たなインスピレーションを得てみてはいかがでしょうか。