進化する日本の伝統文化、初開催の「和展」へようこそ
日本の伝統文化である「きもの」と「帯」の魅力をより多くの人に知ってもらうため、特別な作品展「和展」が初めて開催されます。この展覧会は、日本和装による新しいモノづくりの試みを紹介し、受け継がれてきた技術が現代にどう息づいているのかを見る貴重な機会となります。
和展の目的と開催背景
「きもの」が持つ深い伝統と技術は、世代を超えて受け継がれてきましたが、常に進化し続けています。今回の「和展」は、そんな伝統技術を現代に生かし、未来のクリエイションに繋げることを目的としています。
出展作品は、日本和装が取引先としている卸問屋や織元、染元から厳選した約20点の珠玉の作品。中でも、特に優れた逸品や名品に焦点を当て、一堂に展示される予定です。来場者は作品を見学するだけでなく、投票を通じて特別賞を決定することもできるチャンスがあります。
作品・出展作家の紹介
「和展」には、全国の選りすぐりの職人たちによる手掛けた作品が多数出展されます。例えば、江戸時代の名妓にちなんだ「吉野間道」を手がける藤山千春氏や、自然の色を大切にし、草木染を誇る本郷孝文氏など、各産地のトップクラスの作家たちが揃います。
また、伝統の小倉織を復元した築城則子氏、首里織の第一人者である新垣みどり氏など、各地の特色を生かした作品が並ぶこの展覧会は、日本の職人技の結集です。
開催スケジュール
「和展」は、以下のように複数の会場で開催されます。
- - 銀座会場(COCON GINZA) 9月21日(土)〜23日(月・振)
- - 横浜会場(日本和装 横浜局) 9月27日(金)〜29日(日)
- - 新宿会場(日本和装 東京城北・城西局) 10月12日(土)〜14日(月・祝)
各会場の入場は無料ですが、事前の予約が必要です。来場者は、投票によって特別賞を決めることができ、事前予約をした方には特別なお礼も用意されています。
日本和装ホールディングスについて
「和展」を実施する日本和装ホールディングス株式会社は、きものや帯の販売仲介業を手掛け、全国に無料着付け教室を展開している企業です。これからも、伝統技術の魅力を広め、新しいモノづくりに挑戦する姿勢を貫いていきます。
この機会にぜひ「和展」で、きものの新たな文化と技術の魅力に触れてみてください。日本の伝統が未来へと進化する姿を、会場で実感できることでしょう。