フリーランス向け労災保険の新時代
UberGuild株式会社は、フードデリバリーの配達員やフリーランスのための労災保険「UberONIONギグワーク労災・ACTORSフリーランス労災」が間もなく4周年を迎えることを発表しました。これまでの活動と今後の展望について詳しく見ていきましょう。
1. 背景・課題認識
現代の働き方では、フードデリバリーの配達員はギグワーカーとして非常に重要な役割を果たしていますが、その働き方には多くのリスクが伴います。街中を駆け回る彼らは、交通事故や悪天候と常に隣り合わせにあり、実際に多くの配達員が怪我を経験しています。
例えば、簡単なすれ違いや信号無視の車など、日常的にヒヤリとする瞬間が多いのが特徴です。また、長時間の稼働や過酷な環境下で働くため、身体的な疲労は蓄積しやすく、腰痛や低体温症などのリスクも無視できません。このような状態で働き続けることは非常に危険であり、急な休業は配達報酬が途絶えるだけでなく、治療費や治療期間による金銭的負担も加わるのです。
そのため、フリーランスの配達員に特化した労災保険が重要になってきています。この保険では、事故発生時の対応から休業損失の補填までを一手に提供し、安心して働ける環境を整えることが求められます。
2. 特別加入制度創設の経緯
かつて、労災保険は雇用主がいる労働者を対象にした制度でした。しかし、近年の働き方の変化に伴い、フリーランスや個人事業主も増加し、事故時に適切な補償を受けられないとの被害報告が増えています。これを受けて、厚生労働省は「労災保険特別加入制度」を創設しました。この制度は、雇用形態に関係なく、全ての働き手を保護することを目的としています。
3.これまでの実績
設立から4年、UberGuildは2000件以上の労災保険処理を行ってきました。これは、全国のギグワーカーやフリーランスからの信頼の証です。また、申し込みは年々増加しており、特に20〜40代の専業配達員の加入者の増加率は前年比40%に達しました。この驚異的な成果は、当社が提供する「現場に寄り添った支援」と「制度理解に基づくサポート」の賜物です。
4. 新サービス「労災ペイ」の展開
UberGuildは、労災保険の加入手続きを簡素化する新サービス「労災ペイ」を導入しました。これにより、スマートフォンを利用して24時間いつでも簡単に手続きを行えるようになります。申請後は自動引き落としが利用できるため、支払い忘れの心配も要りません。
5. 目指す未来
今後、UberGuildでは新たに「ACTORSフリーランス労災」のサービスを開始します。これにより、さらなる多様な業種の個人事業主も対象となり、より幅広い支援を提供できるようになります。私たちは、全ての働き方に合わせたセーフティネットの構築に取り組んでいく所存です。
お問い合わせ
UberGuild株式会社
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿3丁目7番1号 新宿パークタワーN棟30階
- - 代表者: 山下 卓人
- - 公式サイト: UberGuild
UberONIONギグワーク労災やACTORSフリーランス労災の詳細については、公式ページを訪れてご覧ください。