デジタルインボイス推進協議会が会員間の相互接続テスト結果を公表 弥生がテストをリード
デジタルインボイス推進協議会が相互接続テスト結果を公表 弥生がテストをリード
デジタルインボイス推進協議会(EIPA)が、会員間の相互接続テストの結果を公表しました。弥生株式会社は、EIPAの「認定Peppol サービスプロバイダー」の1社として、このテストをリードしました。
EIPAは、デジタル庁が推進するデジタルインボイス(Peppol e-invoice)の構築と普及を目指し、民間企業の立場から活動する協議会です。弥生は、EIPAの初代代表幹事法人を務め、現在も幹事法人や開発支援部会の部会長などを担当しています。
今回の相互接続テストは、多くの事業者がデジタルインボイスを安心して導入できる環境を整備し、利用促進を図ることを目的として実施されました。EIPA会員である日本の「認定Peppol サービスプロバイダー」数社が協力し、各社が提供するシステム・サービス間の互換性を検証しました。
テストにはEIPA会員23社が参加し、合計433件のテストが行われました。EIPAの発表によると、すべてのテストが成功したとのことです。詳細は、EIPAのプレスリリースをご覧ください。
弥生の取り組み
弥生は、2023年6月にデジタル庁から「認定Peppolサービスプロバイダー」の認定を受け、同年10月にはインボイス制度に対応したデジタルインボイスの機能実装を完了しています。今後も、創業以来の「スモールビジネスに寄り添う」という理念のもと、スモールビジネスや会計事務所向けのサービスを提供し、EIPAをはじめとした業界全体の取り組みにも積極的に参加することで、事業者の業務効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していくとしています。
デジタルインボイス推進協議会について
デジタルインボイス推進協議会は、2020年7月29日に設立された、デジタルインボイスの普及を目的とした団体です。株式会社TKCが代表幹事法人であり、会員数は2024年5月17日時点で194社、9名です。
弥生株式会社について
弥生株式会社は、「事業コンシェルジュ」をビジョンとする企業です。会計・商取引・給与計算などのバックオフィス業務を支援するソフトウェア「弥生シリーズ」と、起業や資金調達などを支援する「事業支援サービス」を開発・販売・サポートしています。代表的な製品・サービスである「弥生シリーズ」は、登録ユーザー数310万人を超えています。
弥生の詳細情報
代表者: 代表取締役 社長執行役員 前山貴弘
創業: 1978年
従業員数: 978名(派遣・契約社員含む、2023年9月現在)
事業内容: 業務ソフトウエアおよび関連サービスの開発・販売・サポート
本社所在地: 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX21F
URL: https://www.yayoi-kk.co.jp
まとめ
EIPAが実施した会員間の相互接続テストは、デジタルインボイスの普及に向けた重要な一歩となります。弥生は、今後も積極的にEIPAの活動に参加し、デジタルインボイスの普及と事業者のDX推進に貢献していくことが期待されます。