大日本印刷株式会社(DNP)が運営するアート関連施設、メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド(MMM)にて、2025年4月4日から5月17日までの期間、特別な書店「銀座七丁目書店」がオープンします。この書店は「珍しく、おもしろく、ためになる本をあつめる」というテーマのもと、世代を超えたデザイナーたちが選んだ「たいせつな本」が集まる期間限定の書店です。
昨年初めて開催された「銀座七丁目書店」では、多彩なデザイナーが手掛けた特集棚が話題を呼びました。そして今年、その内容はさらに充実。新たに21人のデザイナーが登場し、彼らの愛する本を自ら選び、その理由を書いた「しおり」が本に添えられます。これにより、訪れる人々は単なる購入を超え、その背景にあるストーリーを楽しむことができるのです。
特に注目すべきは、毎週入れ替わる「週替わりの本棚」。さまざまなバックグラウンドを持つ店主が厳選した本やアート作品が登場します。例えば、珍しい古本を扱う書店や、小規模な出版社からのユニークな作品、また古道具を集めたデザイナーの作品など、毎週新しい発見が待っています。
「デザイナーの本棚」
「銀座七丁目書店」では、「GINZA BOOK CLUB」という副題がついており、本を薦め合う文化を大切にしています。21名のデザイナーが選ぶ本は、プライベートな蔵書をあかす貴重な機会となります。彼らの体験や思いが詰まった本を手に取ることで、読者は新たな視点を得ることができるでしょう。
トークイベントも開催
また、書店のオープンに合わせて、デザイナーたちによるトークイベントも開催されます。興味深いテーマについて語り合い、参加者は貴重な話を直接聞くことができます。詳細なスケジュールや参加申し込みについては、MMMの公式ウェブサイトやSNSをご確認ください。
開催場所は、東京都中央区銀座のMMM1F。入館は無料で、日曜日と祝日は休館となります。MMMは、アートとデザインを生活の中に取り入れることを目指し、さまざまな企画を通じて地域に貢献しています。書店を通じて新しい文学の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。私たちの知らない本の世界が、ここで広がっていることでしょう。
アートやデザインを愛する方々には、見逃せないイベントです。銀座の街に新たな文化の息吹を感じに、ぜひ足を運んでみてください。