希望の火プロジェクト
2020-04-01 09:01:16

平和の未来を繋ぐ「希望の火」プロジェクトの進行

平和の未来を繋ぐ「希望の火」プロジェクトの進行



NPO法人アースキャラバンは2019年3月20日にバチカン市国を訪れ、核廃絶の象徴として「原爆の残り火」をローマ教皇と共に吹き消しました。しかし、未だに世界は戦火に包まれ、差別や分断も続いています。

その状況を受けて、アースキャラバンは「希望の火」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、過去の苦しみを乗り越え、未来の平和への願いを込める活動です。

プロジェクトは昨年9月、被爆地である長崎から始まりました。以降、多くの寺院や教会、さらには障害者施設や養護学校、市役所など全国48ヶ所を巡り、平和を願う多くの人々と共に「希望の火」を灯し、祈りをささげました。特に昨年行われたローマ教皇の長崎と東京でのミサには、なんと8万5千人が参加。この際にも「希望の火」が灯され、多くの方々に平和への思いを共有していただきました。

今後、「希望の火」はパレスチナ、ヨーロッパ、北米など、世界各地で灯される予定です。様々な地域で灯された「希望の火」を再び一つに結集し、次世代にリレーする拠点を松本に設ける計画が進行中です。それが「平和パゴダ公園」と呼ばれる場所です。

「平和パゴダ公園」では、異なる背景を持つ人々が集まり、互いの違いを理解し合える場を提供することを目指しています。この公園では、大人と子どもが共に平和について考え、それぞれが描く明るい未来に向けての第一歩を踏み出すきっかけを作ります。

さらに、平和パゴダ公園は広島の原爆の残り火に関する情報提供や、長崎の被爆樹を植えることによって、原爆や戦争に関する教育の発信基地としての役割を果たします。公園は緑に包まれ、多くの人々にとって祈りや癒しの場となるでしょう。

現在、この「希望の火」平和パゴダ公園はボランティアの手によって自らの力で建設されつつあり、クラウドファンディングでの資金調達も進めています。私たちの目指すのは、1人1人の心に希望の火を灯す場所の創出です。

4月1日には、PR TIMESのプロジェクト「April Dream」が実施され、企業が実現したい夢を発信します。このプロジェクトにも参画し、より多くの人々に「希望の火」の重要性を伝えていく予定です。

NPO法人アースキャラバンは2009年に設立され、これまでにバングラデシュの少数仏教者への教育支援やパレスチナへの浄水器設置など、幅広い分野での支援活動に取り組んできました。毎年行われる「原爆の残り火」を携えた世界各地での平和イベントは、今後も続くことでしょう。

最後に、平和のための活動に興味を持っていただければ、ぜひアースキャラバンのウェブサイトを訪れてみてください。人々が希望を持てる未来を共に築いていくための第一歩を、あなたも踏み出してみませんか?

  • - 連絡先
特定非営利活動法人アースキャラバン
京都市東山区元町367-2
電話: 075-551-2770
メール: [email protected]
ウェブサイト: アースキャラバン

参考情報


会社情報

会社名
NPO法人アースキャラバン
住所
京都府京都市東山区元町367番地2
電話番号
075-551-2770

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