ふじてんスノーリゾート、今季終了と新リフト計画を発表

ふじてんスノーリゾートの新たなシーズンが始まる

山梨県鳴沢村に位置する「ふじてんスノーリゾート」が、2024-2025シーズンの営業を2024年12月中旬に開始することを発表しました。このスキー場は、スキー愛好者にとって特別な場所であり、新たなシーズンを迎えるにあたって注目すべき情報がいくつかあります。

第1クワッドリフトの運行終了

まず、ふじてんスノーリゾートの顔ともいえる第1クワッドリフトが、38年間の運行に終止符を打つことが決定しました。1986年にオープンしたこのリフトは、冬季だけでなく冬以外の季節にも動いており、年間で約83万人もの利用者を迎えてきました。このリフトの運行終了にあたって、スキー場では「ありがとう企画」として、長年の利用者への感謝の気持ちを込めた特別な催し物を計画しています。具体的な内容は今後、公式ウェブサイトやSNSで発表される予定です。

日本最速の新クワッドリフトの導入

2025-2026シーズンには、さらに進化した新しいリフトが導入されることが発表されました。新しく登場するのは、“4人乗り自動循環式特殊索道”（高速リフト）で、これにより大幅な輸送能力の向上が図られます。リフト長が約1040メートルに達し、運行速度は時速5メートルという速さです。毎時2400人を運送する能力を持つこの新しいリフトの導入により、待ち時間の短縮が期待され、来場者の満足度も向上することでしょう。

ふじてんスノーリゾートの多彩なコース

ふじてんスノーリゾートは、富士山の美しい景観を楽しみながら、さまざまなレベルのスキーヤーやスノーボーダーに適したコースを提供しています。コースは8つあり、初心者から上級者まで楽しめるように工夫されています。また、家族連れに適した「ちびっこ愛ランド」では、子供たちが思う存分雪遊びを楽しむことができます。スキーやスノーボードをまだ体験していない子どもたちにも安心して遊べるスペースが用意されており、家族全員が素晴らしい時間を過ごすことができます。

来季グリーンシーズンの計画

冬季シーズンの終了後は、2025年春に架け替え工事が行われるため、2025年のグリーンシーズンは営業内容が一部変更される予定です。また、具体的な情報についても公式サイトで随時発表されるため、訪れる予定の方はチェックしておくことをおすすめします。

まとめ

「ふじてんスノーリゾート」は、長年利用された第1クワッドリフトの運行終了は寂しいニュースですが、良い未来に向けた新しいスタートに期待が高まります。安全性や顧客満足度の向上を目指している新リフトの導入により、訪れるすべての人々に最高のスキー体験を提供することが期待されています。全てのスキーヤーに愛されるリゾートとして、これからのシーズンも見逃せません。詳細については公式ウェブサイトをぜひご覧ください。