経費精算と原価管理の新たな連携
2025年7月28日から、クロノス株式会社と株式会社建設ドットウェブは、経費精算システム「クロノス経費精算」と建設業向けの原価管理システム「どっと原価3」との新たなCSVデータ連携を開始します。この連携により、建設業界における業務の効率化が劇的に向上することが期待されています。
背景と経費精算の重要性
近年、企業が直面する人的資源に関する課題は多岐に渡ります。特に、建設業界においては、各プロジェクトの経費を細かく正確に集計することが必要不可欠です。無駄なコストを削減しつつ利益の向上を図るためには、経費の原価管理への組み込みが重要です。この目的を果たすことで、企業は利益確保に向けた大きなメリットを享受できます。
このようなニーズに応えるべく、クロノスと建設ドットウェブは連携を強化し、貴重な業務リソースの無駄を省く新しいシステムを提供します。経費申請時にプロジェクトを指定することで、経費データが自動的に「どっと原価3」の仕入伝票にCSV形式で連携される仕組みが整っています。これにより、原価計算における経費情報が一元管理され、プロジェクトごとの正確な原価把握と業務運用の効率化が可能となります。さらに、手作業による負担や人為的ミスの軽減も期待されています。
「どっと原価3」の特徴
「どっと原価3」は工事に関わる情報や原価をシステム上で一元管理し、リアルタイムでの収益可視化を実現します。このシステムの導入により、経営者は迅速で適切な決断が可能になります。また、クラウド型でどこからでもアクセスできるため、企業の成長に合わせた拡張性が魅力です。特に、「解決テンプレート」やスマホ対応の「+Bizシリーズ」は多くの企業から支持を受けています。
「クロノス経費精算」の機能
一方「クロノス経費精算」は、申請ミスや経理業務の負担を軽減するために設計された「やさしい」システムです。ユーザーフレンドリーなUIを採用し、経費の申請状況や利用状況を一目で把握できるダッシュボードが特徴です。加えて、勤怠管理システムと連動することで、スムーズな経費申請をサポートします。これにより、申請作業の手間が大幅に削減され、電子帳簿保存法にも適合している点が特筆されます。
会社概要
この画期的な連携は、建設ドットウェブとクロノスの共同開発によるもので、それぞれの企業が持つ強みを最大限に活かしたものです。両社は企業に対して価値を提供し、建設業界のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進を後押しします。
株式会社建設ドットウェブ
- - 代表者: 代表取締役 三國浩明
- - 所在地: 石川県金沢市広岡3-3-11 JR金沢駅西第四NKビル7F
- - 設立: 2001年1月
- - URL: こちら
クロノス株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 大牧充
- - 所在地: 東京都千代田区神田練塀町300番地 住友不動産秋葉原駅前ビル17F
- - 設立: 2011年5月
- - URL: こちら
この新たな取り組みは、建設業界の経費精算および原価管理の方法を変えるだけでなく、業界全体の効率化を進めるための重要な一歩となるでしょう。